AR# 939

Foundation Simulator - シミュレーション時のマクロの出力が常に「Z」になる

説明

キーワード : Foundation, Simulator, Z, output, シミュレータ, 出力

重要度 : 標準

問題の詳細 :
シミュレーション時に、ユーザーが作成したマクロの出力が常に「Z」になります (回路図プローブは黄色)。

ソリューション

1

メモ : 次は、Foundation 6.0.0 に含まれるシミュレータ (バージョン 1.17) にのみ適用されます。

この問題はマクロ シンボルのピン名を小文字で指定したときに発生する可能性があります。 シミュレーション ネットリストはすべてのネット名を大文字に変換しますが、シンボル名は小文字で残します。 Foundation ロジック シミュレータは大文字と小文字を区別するため、シンボルのピン名と関連したネット名との接続が失われます。

シミュレーション ネットリストの読み込み中に、次のメッセージが Project Manager ウィンドウに表示されます。

SIM : Cannot find corresponding block pin for terminal A. Terminal will be
changed to label
SIM : NODE: A_IN
SIM : No inputs in the node

シンボルを選択して、[Options] → [Symbol Editor] をクリックしてください。 それからピン名をすべて大文字にしてください。

2

マクロのシンボル ピンが間接的なものとして定義されているときにこの問題が発生する可能性があります。

- シンボルを選択して、[Options] → [Symbol Editor] をクリックしてください。 (ピンの説明がウィンドウの左下に表示されます。)
- PAS 型のピンがある場合は、そのピンを選択してください。 ピンの名前、方向、および形がシンボルのグラフィックスの上に表示されます。
- ピン タイプを IN、OUT、または HIZ (トライステート出力の場合) に変更するには、プルダウン メニューを使用してください。

3

次は Foundation F1.x Simulator に適用されます。

マクロを VHDL または ABEL コードから生成した場合は、ポート名 (ピン名) の長さに制約があります。

1. バス名 <= 9 文字
2. 信号名 <= 14 文字

VHDL コードのポート名がこの長さを超えると、マクロのピン名の長さが 9 または 14 文字に制限されます (例 : busnametest: out STD_LOGIC_VECTOR (2 downto 0); というバス名は、マクロでは busnamete[2:0] に変更されます。)

このようにマクロの中でピン名が変更されるため、ピン名と信号の接続が失われます。

シミュレーション ネットリストを読み込んでいるときに、Project Manager ウィンドウで次のメッセージが表示されます。

SIMUL: Cannot find corresponding block pin for terminal *
Terminal will be changed to label..

この問題は、VHDL/ABEL コードのピン名を上記のように制限することで解決できます。

4

次は XC3000 デバイス用のバックアノテートされたネットリストで実行されるタイミング シミュレーションにのみ適用されます。

NGD2EDIF (タイミング シミュレーション用のバック アノテートされたネットリストを作成するユーティリティ) がネットリスト内の信号を接続できないことがあります。 time_sim.edn ファイルをを表示してこれを確認できます。

この問題は、[オプション] ダイアログ ボックスでシミュレーションの設定を変更することで解決できます。

- [シミュレーション データを入力デザインに対応] チェックボックスをオフにしてください。
- [ネットリストの階層構造を保存] チェックボックスをオフにしてください。

以上で、信号が正しく接続されます。
AR# 939
日付 08/12/2003
ステータス アーカイブ
種類 一般