AR# 9416

12.1 タイミング クロージャ - .CE ピンを通過するパスなどマルチ サイクル パスの使用について

説明


PERIOD 制約が付いているパスがありますが、タイミング要件を満たしていません。このパスがすべてのクロック サイクルで有効である必要はありません。

エラーを避けるためには、このパスにどのように制約を設定すればよいですか。

ソリューション


デザインで有効になるのに数クロック サイクルかかるパスは、マルチ サイクル パスと呼ばれます。このタイプのパスは通常デフォルトで PERIOD 制約が設定されていますが、PERIOD 制約は 1 サイクルの制約なのでエラーが発生することがあります。

エラーをなくすには、そのパスにマルチ サイクル制約を設定し PERIOD 制約からパスを削除します。マルチ サイクル制約には FROM:TO 制約を適用します。FROM:TO 制約は PERIOD 制約よりも優先度が高く、PERIOD 制約から指定パスが削除され FROM:TO 制約が適用されます。

構文例 :

NET ''clk'' TNM_NET = ''clk'';
TIMESPEC TS_clk = PERIOD clk 10 ns;
INST ''source_inst_name'' TNM = ''source_group'';
INST ''destination_inst_name'' TNM = ''destination_group'';
TIMESPEC TS_01 = FROM ''source_group'' TO ''destination_group'' TS_clk*3;

TS_01 タイムスペック制約には、3 クロック サイクルごとにのみ有効になる特定パスが含まれます。TS_01 の FROM:TO は TS_clk タイムスペック の 3 倍 (つまり 3 クロック サイクルまたは 30 ns) に制約されます。

FROM:TO 制約の詳細は『制約ガイド』を参照してください。
http://toolbox.xilinx.com/docsan/xilinx5/data/docs/cgd/cgd0092_15.html

その他の提案および推奨案については、次のアンサー レコードを参照してください。
AR# 9416
日付 12/15/2012
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール 詳細 概略