GTX RocketIO Transceiver ではデジタル フィードバック イコライゼーション回路を使用できる可能性があります。
『Virtex-5 FPGA RocketIO GTX Tトランシーバー ユーザー ガイド』にまとめられているユーザー変更可能な設定が数多くありますが、この回路はオート キャリブレーション モードにしたままにしておくことができます。
https://japan.xilinx.com/support/documentation/user_guides/ug196.pdf
その設定の 1 つが DFE クロック遅延で、これは DFE_CFG 属性および DFECLKDLYADJ ポートにより制御されます。
オート キャリブレーションと手動キャリブレーションを正しく切り替えるためには、次の推奨事項に従う必要があります。
DFE クロック遅延の手動設定と、この設定を内部的に処理できるようにするキャリブレーション回路とを切り替えるには、DFE_CFG[8] への書き込みの直後に GTX_RESET が必要です。
もっと具体的にいうと、DFE_CFG[8] への書き込みの後に続く GTX_RESET で 1 から 0 への遷移が見られない場合は、再キャリブレーション中にリンクが分断する可能性があります。