AR# 32821

VCS - SystemVerilog のオプションを使用して SecureIP モデルをコンパイルするとエラーが発生する

説明


SystemVerilog の -sverilog オプションを使用して SecureIP モデルをコンパイルすると、次のようなエラー メッセージが表示されます。

''vcs -lca -sverilog gtp_dual_fast.vp -l vcs.log

Parsing design file '/11.1/ISE/secureip/vcs/gtp_dual_fast_vcs/gtp_dual_fast.vp'

Warning-[EPIMD] Empty Port in Module Declaration


Error-[SE] Syntax error
Following verilog source has syntax error :

''/11.1/ISE/secureip/vcs/gtp_dual_fast_vcs/gtp_dual_fast.vp'', 1

1 error''

この問題の修正方法または回避方法を教えてください。

ソリューション


VCS で -sverilog オプションを使用して SecureIP ライブラリーをコンパイルするには、+verilog2001ext+.vp オプションをコマンド ラインに追加する必要があります。次のように入力します。

vcs -lca -sverilog +verilog2001ext+.vp gtp_dual_fast.vp -l vcs.log


メモ :VCS/VCS-MX コマンド ラインに -lca オプションを追加することで、限定カスタマー機能を使用することができます。この機能の内訳はリリースごとに異なるため、vcs -doc の「LCA Features」を参照してください。また、このオプションを使用したことを通知するコンパイル時間警告メッセージも VCS または VCS-MX から出力されます。


Synopsys 社はザイリンクス製品に段階的に機能を導入するアプローチをとっています。これは、カスタマーに対し安定した多様性のある環境を提供するためのアプローチで、厳しく守られています。

最初に、新機能は、それを要求している少数のカスタマーにのみ限定的に、非公式に開発段階のものとしてツールで利用できるようになります。

その次に (ベータ段階)、この新機能は、フィールド サポート部門により、ほかのカスタマーに紹介され、カスタマー フィードバックを求めます。

その後十分な情報が得られた段階で、Synopsys 社は「限定カスタマー機能」としてこの機能を導入します。この時点で、上述の資料に記載があるため、どのカスタマーもこの機能を使用し始めることができます。この機能を使用できるようにするには、-lca オプションを追加する必要があります。

さらに、十分な情報が得られた段階で、Synopsys 社は、この機能をフル製品バージョンに導入するのですが、この時点で -lca オプションは不要になります。

このように、機能によっては限定カスタマーにのみ利用可能になっていて、こうした段階を得ていくには時間がかかることがあることをご了承ください。新リリースおよび新機能にフィードバックを提供することで、ユーザーはこうしたプロセスを早めていくことができるのです。
AR# 32821
日付 05/19/2012
ステータス アクティブ
種類 エラー メッセージ
デバイス 詳細 概略
ツール 詳細 概略