ソリューション
MIG v3.5 ~ 3.7 では、[Memory Selection] ページに [Exntended MCB] オプションが含まれていました。このオプションを選択すると、拡張 MCB パフォーマンス範囲がイネーブルになり、生成された UCF ファイルで CONFIG MCB_PERFORMANCE=EXTENDED が設定されました。ISE 13.2 でリリースされる MIG v3.8 からこの GUI のオプションが削除され、生成された UCF で常に CONFIG MCB_PERFORMANCE = EXTENDED が設定されます。すべてのプロダクション デバイスは標準 VCCINT の範囲内 (1.14V ~ 1.26V) では最大 DDR3 データ レートで動作しますが、ISE のタイミング ツールでインターフェイスのタイミングを正しく解析するためにこの制約が引き続き必要なので、UCF ファイルから削除しないでください。
MIG v3.8 が利用できるようになるまでは、MIG の GUI で [Exntended MCB] オプションを設定し、標準 VCCINT 電圧仕様でデバイスを動作させることにより、この新しい DDR3 仕様を活用できます。