ブート中、2 番目の CPU (CPU1) により WFE 命令が実行されます。2 番目の CPU が一時停止されていると、BootROM プロセスの完了時にメモリが割り当て直され隠されていることが考慮されません。そのため、2 番目の CPU がウェークアップ イベントを受信したときに、OCM または DDR にマップされた場所から動作が再開します。2 番目の CPU でランダムな命令が実行され、システムの動作が定義されていないものになります。
JTAG デバッガーを使用して、2 番目の CPU の開始アドレスを既知のアドレスに設定してください。
影響: | あまり重要ではありません。この動作は JTAG 以外のブート モードでは発生せず、回避策があります。機能上の問題はありません。JTAG ブート モードは、デバッガーで JTAG を介して CPU にアクセスできるようにするためのモードです。 |
回避策: | 下記に記載されているように、デバッガーを使用して CPU1 の PC を設定します。 |
対象となる 構成: | JTAG コントローラーからのブートを使用するシステム |
対象となるデバイス リビジョン: | (Xilinx Answer 47916) - 「Zynq-7000 デザイン アドバイザリ マスター アンサー」を参照してください。 |
JTAG デバッガーを使用して、2 番目の CPU の開始アドレスを既知のアドレスに設定してください。
次の手順に従ってください。
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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52538 | Zynq-7000 SoC - ブートおよびコンフィギュレーション | N/A | N/A |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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46911 | EDK 14.1 Zynq-7000 - 2 つ目の CPU コアのスタブを作成する方法 | N/A | N/A |
AR# 47567 | |
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日付 | 05/25/2018 |
ステータス | アクティブ |
種類 | デザイン アドバイザリ |
デバイス |