このアンサーは、SelectIO ソリューション センター (Xilinx Answer 50924) のデザイン アシスタント (Xilinx Answer 50926) の一部です。
I/O パフォーマンスの詳細については、パフォーマンスについてのメイン アンサー (Xilinx Answer 47284) を参照してください。
このアンサーでは次について説明します。
差動 I/O 規格
差動シグナリングは、2 つの異なるトレース上に送信する 2 つの相補信号を使用して、2 つのデバイスの間でデータを送信する方法です。出力に対しては、同相出力電圧の値の範囲がザイリンクスにより指定されます。これは、ペアになっている 2 つの信号が変動する「同相」電圧の値です。
また、ペアの信号の電圧の差も指定されます。Vp が高い場合は Vp-Vn、Vn が高い場合は Vn-Vp で計算されます。
また、VOL および VOH レベルもザイリンクスで指定されます。VOL はペアの信号のそれぞれの最小出力電圧で、VOH はペアの信号のどちらかの最大出力電圧です。
これらの仕様は、リンクが機能していることを確認するため、送信/受信デバイスで対応する仕様と比較する必要があります。
次に示すのは、LVDS 信号です。同相電圧、差動スイングおよび VOL VOH が表示されています。
多くの場合、差動入力はバンクの VCCO ドメインでは動作しません。このため、差動入力バッファーを配置するときにさらに柔軟性が得られます。
これについては、(Xilinx Answer 11906) を参照してください。
7 シリーズの異なるバンク タイプに LVDS を配置する場合は、次の 2 つのアンサーも参照してください。
(Xilinx Answer 40191) - LVDS_25 と LVDS との互換性
(Xilinx Answer 41408) - ハイ パフォーマンスバンクに LVDS を配置する方法
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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47284 | SelectIO デザインアシスタント: パフォーマンス | N/A | N/A |
AR# 50195 | |
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日付 | 06/02/2017 |
ステータス | アクティブ |
種類 | ソリューション センター |
デバイス |