Virtex-6 Embedded TEMAC Wrapper v1.6 またはそれ以前のバージョンを使用していると、モジュール rx_client_fifo_8/16.v/vhd および tx_client_fifo_8/16.v/vhd により RAMB36E1 がインスタンシエートされます。
ADDRARDADDR(15) および ADDRBWRADDR(15) という 2 つのアドレス ピンがあり、GND に接続されています。
メモリ ユーザー ガイド (UG363) の 27 ページによれば、この接続は認められません。
"For cascadable block RAM using the RAMB36E1, the data width is one bit, and the address bus is 16 bits [15:0].
The address bit 15 is only used in cascadable block RAM. For non-cascading block RAM, connect High." (訳 : RAMB36E1 を使用したカスケード可能なブロック RAM の場合、データ幅は 1 ビット、アドレス バスは 16 ビット [15:0] です。アドレス ビット 15 はカスケード可能なブロック RAM のみで使用されます。そうでないブロック RAM の場合は、High に接続します。)
ISE 13.4 の前後のリリースのデザイン ツールでは、自動的にこれは修正され、RTL が GND に接続されていてもアドレス ビット 15 は VCC に接続されます。
ISE Design Suite 13.4 では自動修正されません。
ISE Design Suite 13.4 を使用している場合は、ADDRARDADDR(15) および ADDRBWRADDR(15) を RTL で High に接続する必要があります。
改訂履歴
2012/12/19 - 初版
AR# 52484 | |
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日付 | 09/08/2014 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
ツール | |
IP |