ISE デザイン ツールで 7 シリーズ以前のデバイス (Spartan-6 など) をターゲットにするデザインがあります。
この ISE デザインを Vivado にインポートすると、元の Spartan-6 デバイスではなく、Virtex-7 (7v485T) デバイスが選択されます。
インポートした後にデバイスが変更されるのはなぜでしょうか。
Vivado ツールは、7 シリーズ デバイス (Virtex-7、Kintex-7、Artix-7、Zynq-7000) 用に作成されています。
新しいデバイス ファミリはザイリンクスにより開発されてリリースされるので、それらも Vivado ツール セットでサポートされる予定ですが、古いデバイス ファミリを Vivado ツールでサポートする予定はありません。古いファミリを使用する場合は、ISE Design Suite を使用してください。
例 : Spartan-6 ISE デザインを Vivado にインポートすると、Vivado デバイス リストに Spartan-6 デバイスが含まれないので、ツールはデフォルトのデバイス (7v485T) を選択します。
Vivado ツールの [Select Device] オプションを確認していただくと、Spartan-6 デバイスが選択肢としてリストされていないことがわかります。
Vivado ツールでサポートされるデバイスは、Virtex-7、Kintex-7、Artix-7、および Zynq-7000 です。
Spartan-6 デバイス (または 7 シリーズ以外のデバイス) の場合は、最新の ISE デザイン ツールを使用する必要があります。これは、デザインの複雑さに関係なく最適に動作するようになっています。
AR# 53109 | |
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日付 | 03/01/2019 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
デバイス | |
ツール |