GES エラッタ (EN183 および EN192) によると、7 シリーズ GTX トランシーバーではデフォルトで OOB 回路がイネーブルになっています。
このエラッタはプロダクション シリコンでは修正されています。
Aurora 8B10B では OOB 回路は使用されないため、OOB 回路をパワーダウンし、ダウンストリームの回路で OOB 検出器の出力が無視されるようにするため、このアンサーの GTX 設定が必要です。
これらの属性を設定しないと、Aurora 8B10B のリンク初期化が完了しません。
この問題は、GES シリコンの 7 シリーズ GTX/GTH トランシーバーをターゲットにする Aurora 8B10B コアでは発生しません。
このアンサーの属性設定は、プロダクション シリコンの 7 シリーズ GTX/GTH トランシーバーおよび Zynq (IES およびそれ以降のシリコン) SoC GTX をターゲットにする Aurora 8B10B v8.1 (ISE 14.1) ~ v8.3 (ISE 14.4、ISE14.3/Vivado 2012.3) のコアに使用する必要があります。
Kintex-7 GTX および Virtex-7 GTX/GTH プロダクション シリコン、Zynq (IES およびそれ以降のシリコン) SoC GTX には、次の属性設定を使用する必要があります。
上記の設定は、Vivado 2012.4 ツールでリリースされた v8.3Rev1 Aurora 8B10B コアでは設定されています。
改訂履歴
2013/01/15 - 該当デバイスの属性設定をアップデートし、Zynq SoC を追加
2012/12/12 - 初版
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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51553 | LogiCORE IP Aurora 8B10B および Aurora 64B66B のデザイン アドバイザリ マスター アンサー レコード | N/A | N/A |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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52844 | 7 シリーズ GTX 製品版シリコン - OOB を使用しない場合の設定の変更 | N/A | N/A |