L2 キャッシュ操作が正しく実行されるようにするには、L2 キャッシュをイネーブルにする前に、ユーザー コードで slcr.L2C_RAM レジスタ (アドレス 0xF800_0A1C) を値 0x0002_0202 にプログラムする必要があります。非常にまれですが、リセット値 (0x0001_0101) により L2 キャッシュから無効なデータが返されることがあります。
L2 キャッシュをイネーブルにする前に、ユーザー コード (FSBL またはその他のユーザー コード) で slcr.L2C_RAM レジスタの値を 0x0002_0202 に設定します。
注記: L2 キャッシュはリセット後にディスエーブルになり、BootROM によりイネーブルにされることはありません。
ザイリンクス EDK/SDK 14.4 リリースの場合:
対象となるシステム: SDK 14.4 以前のバージョンを使用するすべてのシステム。
回避策: このパッチは今後の SDK リリースに含まれる予定です。以前のバージョンのツールでは、レジスタ書き込みを追加できます。
注記: slcr.l2C_RAM レジスタは以前は予約されていました。『Zynq-7000 SoC テクニカル リファレンス マニュアル』 (UG585) v1.5 には「予約」として追加されています。
タイトル | サイズ | ファイルタイプ |
---|---|---|
ar54190.zip | 5 KB | ZIP |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
47915 | Zynq-7000 SoC デバイスのデザイン アドバイザリのマスター アンサー | N/A | N/A |
AR# 54190 | |
---|---|
日付 | 05/28/2018 |
ステータス | アクティブ |
種類 | デザイン アドバイザリ |
デバイス |