このアンサーでは、高集積度の SPI フラッシュをサポートするために SEM v3.5 (ISE) サンプル デザイン EXT shim に追加されたパラメーターについて説明します。
Vivado コアでのこの情報は SEM v4.0 製品ガイドに含まれます。ISE コアの情報は、このアンサーで示します。このアンサーの最後に、SEM のハードウェア テストで使用された SPI フラッシュ デバイスのリストを示します。Vivado コアでは、この情報は SEM v4.0 製品ガイドの検証のセクションに含まれます。
外部インターフェイスは、SPI バス プロトコルに準拠した全二重シリアル ポートをインプリメントする 4 つの信号で構成されています。このインターフェイスは、次のコントローラー オプションのどちらかまたは両方がイネーブルの場合にのみ存在します。
これらの機能をインプリメントするには、外部ストレージが必要です。システム レベルのサンプル デザインには、1 つの外部 SPI フラッシュ デバイスからデータをフェッチするため、EXT shim に固定機能 SPI バス マスターが含まれています。
EXT shim では高速読み出しコマンド (0x0b) が使用され、異なる SPI フラッシュ ファミリのうち 1 つをサポートするようコンフィギュレーションできます。デフォルトでサポートされるファミリは、外部ストレージのサイズ要件によって異なります。EXT shim のシステム レベル サンプル デザイン モジュールには、SPI フラッシュ デバイスに送信するコマンド シーケンスを制御する 3 つのパラメーターがあります。
ストレージ要件が 128M ビット以下の場合は、EXT shim で M25P デバイスがデフォルトでサポートされます (B_ISSUE_WREN = 0、B_ISSUE_WVCR = 0、B_ISSUE_EN4B = 0)。これらのデバイスでは、4 バイト アドレス指定モードは使用できません。
ストレージ要件が 128M ビットを超える場合は、EXT shim で高集積度の N25Q デバイスがデフォルトでサポートされます (B_ISSUE_WREN = 1、B_ISSUE_WVCR = 1、B_ISSUE_EN4B = 1)。これらのデバイスでは、4 バイト アドレス指定モードを使用できます。
その他のサポートされるデバイスには、ストレージ要件が 128M ビット以下の場合は低集積度の N25Q デバイス (B_ISSUE_WREN = 1、B_ISSUE_WVCR = 1、B_ISSUE_EN4B = 0) およびストレージ要件が 128M ビットを超える場合は高集積度の MX25 デバイス (B_ISSUE_WREN = 0、B_ISSUE_WVCR = 0、B_ISSUE_EN4B = 1) があります。
SEM コアのハードウェア検証プラットフォームで使用される SPI フラッシュ デバイスには、次のものがあります。
AR# 54285 | |
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日付 | 04/24/2013 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
ツール | |
IP |