問題のあったバージョン : (ザイリンクス アンサー 53420) のパッチをインストールした 1.7/1.8
修正バージョン : (ザイリンクス アンサー 45195) を参照
デバッグ信号をイネーブルにした状態で MIG 7 Series DDR3 デザインを生成すると、ChipScope ILA および VIO コアに所望のデバッグ信号が接続されます。これにはキャリブレーションの OCLKDELAY ステージの信号も含まれます。OCLKDELAY キャリブレーションの RTL は (ザイリンクス アンサー 53420) のパッチによりアップデートされていました。アルゴリズムが変更になったことにより、キャリブレーションのこの部分の既存のデバッグ信号が古くなっています。このアンサーは、OCLKDELAY キャリブレーションの古くなったデバッグ信号について説明します。
どのエッジが検出され、関連タップがどれなのかを決めるために使用されていた古いデバッグ信号は次のとおりです。
ocal_tap_cnt
ocal_edge1_found
ocal_edge2_found
ocal_edge1_taps
ocal_edge2_taps
(ザイリンクス アンサー 53420) のパッチを適用した後 ChipScope ツールで結果を確認すると、ocal_tap_cnt だけに値があり、ほかの信号はゼロになっています。これは、ocal_edge1_found、ocal_edge2_found、ocal_edge1_taps、および ocal_edge2_taps は新しいアルゴリズムでは使用されなくなったからです。
このデバッグ信号へのアップデートは現在調査中で、今後のバージョンの MIG 7 Series でアップデートされる予定です。当面は、OCLKDELAY キャリブレーションが完了した後、最終タップの場所を判別するため ocal_tap_cnt を使用します。
AR# 54918 | |
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日付 | 09/13/2013 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 既知の問題 |
デバイス | |
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