AR# 56393

2013.4 Vivado タイミング - report_datasheet を実行して生成されたレポートの [Source Offset to Center] の説明

説明

デザインで report_datasheet を実行して生成されたレポートで、[Source Offset to Center] 列の値がバスでどのように算出されているのかわかりません。

ソリューション

[Source Offset to Center] 列の値は、データ アイの中心と、入力パッドのワースト ケースのセットアップ タイムとホールド タイムに基づくデータ キャプチャ ウィンドウの中心との差です。

各ビットの [Source Offset to Center] は、次のように算出されます。

  1. 入力パッドのセットアップおよびホールド ウィンドウで囲まれるウィンドウ 1 を定義します。たとえば、セットアップ タイムが 2ns でホールド タイムが 1ns である場合、キャプチャ クロック エッジの 2ns 前から入力データがキャプチャされるために安定している必要のあるキャプチャ クロック エッジの 1ns 後までのウィンドウが作成されます。このウィンドウの中心は、キャプチャ クロック エッジの 0.5ns 前になります。
  2. -max および -min set_input_delay 制約で定義されたウィンドウの補部で囲まれるウィンドウ 2 を定義します。たとえば、クロック周期が 10nsで -min 入力遅延が 1ns、-max 入力遅延が 2ns の場合、キャプチャ クロック エッジの 8ns (10ns - 2ns) 前からキャプチャ クロック エッジの 1ns 後のウィンドウが作成されます。このウィンドウの中心は、キャプチャ クロック エッジの 3.5ns 前です。

[Source Offset to Center] は、ウィンドウ 2 からウィンドウ 1 を引いて求められます。

上記の例では、3.5ns - 0.5ns = 3ns です。[Source Offset to Center] の理想的な値は 0ns なので、set_input_delay で 3ns を追加すると有益である可能性があります。

AR# 56393
日付 01/19/2014
ステータス アクティブ
種類 一般
デバイス
ツール