AR# 64111

複数のシミュレーション セットの使用方法

説明

シミュレーションに複数のファイルを使用する場合、管理が大変になることがあります。 

Vivado には、ファイルを各シミュレーション セットにまとめて簡単にアクセスできるようにする便利な機能があります。

このアンサーでは、Vivado で複数のシミュレーション セットを使用する方法について説明します。

ソリューション

Vivado IDE では、[Sources] ウィンドウのフォルダーに表示されて、リモートで参照またはローカル プロジェクト ディレクトリに格納されるシミュレーション セットにシミュレーション ソース ファイルをグループ化します。

シミュレーション セットを使用すると、デザインのステージごとに異なるソースを定義できます。 

たとえば、エラボレート済みデザインまたはそのモジュールのビヘイビアー シミュレーションに対してスティミュラスを提供するためのシミュレーション ソース 1 つと、インプリメント済みデザインのタイミング シミュレーションに対してスティミュラスを提供するための異なるテスト ベンチ 1 つが存在することがあります。 

プロジェクトにファイルを追加する際に、ファイルの追加先となるシミュレーション ソース セットを指定できます。

複数の simset (シミュレーション セット) を作成するには、次の手順に従います。

  1. Vivado IDE で [Hierarchy] ウィンドウに移動し、[Simulation Sources] を選択します。
  2. 右クリックして [Edit Simulation Sets] を選択します。
  3. 表示されるウィンドウで [Specify Simulation Sets] ドロップダウンを開き、[Create Simulation Set] を選択します。
  4. シミュレーション セットに名前を付け、必要なファイルを追加します。
  5. [OK] をクリックすると、[Simulation Sources] の下に新しい simset が作成されます。



注記 : アクティブとして設定されている simset がシミュレーションの実行に使用されます。

新しい simset を選択する方法は 2 通りあります。

方法 1 :

  1. simset を選択して右クリックします。
  2. [Make Active] を選択します。


方法 2 :

  1. [Simulation Properties] に移動し、使用する simset を [Simulation Set] オプションの下で選択します。
  2. [OK] をクリックすると、sim_2 をアクティブな simset にするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
  3. [Yes] を選択すると、これがツールで使用される simset になります。



コマンド ラインを使用する場合は、対応するシミュレーション セットを選択するためのオプションが launch_simulation コマンドにあります。

-simset <arg> - (Optional)
The name of the simulation fileset containing the simulation test benches and sources to be used during simulation.
If not specified, the current simulation fileset is used.

例 :

次のコマンドでは、シミュレーション run ディレクトリにあるターゲット シミュレータの my_simset シミュレーション ファイルセットのデザインのビヘイビアー シミュレーション フローが実行されます。
launch_simulation -simset [get_filesets my_simset]
AR# 64111
日付 04/17/2015
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール