AR# 69076

2017.x Vivado インストール - 「Unexpected status was returned from the following post installation task(s) - Microsoft VC++ runtime libraries installation failed」という警告メッセージが表示される

説明

Windows OS で Vivado 2017.1 をインストールしています。 

インストール プロセスの最後に、次のような警告メッセージが表示されます。

Warning: Xilinx software was installed successfully, but an unexpected status was returned from the following post installation task(s)
Install VC++ runtime libraries for 64-bit OS: Microsoft VC++ runtime libraries installation failed.

Vivado インストール ログ ファイルには次のようなエラー メッセージがあります。

2017-04-19 12:09:45,338 DEBUG: p.p:? - Executing script Install VC++ runtime libraries for 64-bit OS: C:\Xilinx\2017.1\tps\win64\xvcredist.exe [-silent]
2017-04-19 12:10:00,519 DEBUG: p.p:? - Unable to run Vivado_xvcredist_64-bit_script, exit code: 1, stdout: , stderr: failure msg:
Install VC++ runtime libraries for 64-bit OS: Microsoft VC++ runtime libraries installation failed.

Vivado を起動しようとすると、次のようなメッセージが表示されます。

rdi_vivado.exe - system error
The program cannot start because api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll is missing from your computer. Try reinstalling the program to fix this problem.

または

vvgl.exeThe program can't start because VCRUNTIME140.dll is missing from your computer. Try reinstalling the program to fix this problem.

ソリューション

これらの警告メッセージやエラー メッセージは、Microsoft V++ redistributable (vcredist) ライブラリが検出されなかったか、または実行できなかったことを示しています。

Vivado のインストール プロセスの最後で、Vivado インストーラーにより、正しいバージョンがインストールされてているかどうかのチェックや、vcredist が検出されなかった場合はそのインストールなど、インストール後の作業が実行されます。

Vivado 2017.x に必要な vcredist は 2015 です。

追加情報が出力されているかどうか確認のため Vivado インストール ログを確認します (デフォルト ディレクトリ: C:\Xilinx\.xinstall\Vivado_2017.1\Xinstal.log)。

  • redistributable ライブラリが正しくインストールされなかったことを示すメッセージが出力されている場合は、理由が書かれていないか確認します。(アクセス権や、ファイルが検出されなかったなど)
  • <Install path>\tps\win64\ vcredist_x64.exe にある vcredist 実行ファイルを手動で実行します。

vcredist dll が既にインストールされているかどうかをチェックします。

  • Vivado により正しくインストールされている場合、vcredist DLL ライブラリは C:\Windows\System32 ディレクトリにあるはずです。
  • また <Install Path>\bin\unwrapped\win64.o\Microsoft.VC140.CRT の下にも 2015 の vcredist DLL のコピーがあります (C:\Xilinx\.xinstall\Vivado_2017.1\bin\unwrapped\win64.o\Microsoft.VC140.CRT など)。
vivado.bat を[スタート] メニューからではなく直接実行

  • Vivado を Windows の [スタート] メニューから実行すると、vvgl.exe という名前のツールが起動され、Vivado が起動します。 
    Vvgl.exe は、Microsoft redistributable ライブラリ (VCRUNTIME140.dll) に依存しています。 
    redistributable ライブラリがインストールされていない場合に vivado.bat を直接呼び出すと、再配布可能なインストーラーを実行できます。つまり、vvgl で見られるような依存性は vcredist にはありません。

Windows PATH 変数をチェックします。

  • Vivado インストール ディレクトリで検出された vcredist DLL がすべて C:\Windows\System32 ディレクトリにある場合は、C:\Windows\System32 ディレクトリが PATH に含められていること確認します。
  • 場合によっては、C:\Xilinx\.xinstall\Vivado_2017.1\bin\unwrapped\win64.o\Microsoft.VC140.CRT から、抜けている vcredist DLL を PATH 変数がポイントしているディレクトリ (C:\Windows\System32 を推奨) に手動でコピーして、問題を解決できます。

再起動が必要かどうか

  • 2015 Microsoft redistributable が正しくインストールされているが、このバージョンが初めてユーザーのコンピューターにインストールされた場合は、システム再起動が必要になることがあります。

vcredist チェックのバイパス

  • 一部のコンピューターで、2015 の vcredist が正しくインストールされていても、そのチェック機能に問題が発生します。この問題は現在調査中で、今後のリリースで修正される予定です。
    この問題が発生している場合は、このチェックをバイパスすることができます。2015 バージョンの Microsoft redistributable が手動でインストールされていたり、別のプログラムによってインストールされている場合に vcredist チェックをバイパスするには、次の環境変数を設定します。

XIL_PA_NO_REDIST_CHECK = 1

サポートされているバージョンの Windows を実行していることを確認します。

Windows 7 システムの場合、サービス パック 1 (SP1) がインストールされていることを確認します。Microsoft redistributable 2015 は Windows 7 SP1 でのみ機能します。Windows 7 では機能しません。
サポートされている OS を確認するには (Xilinx Answer 54242) を参照してください。

AR# 69076
日付 09/15/2017
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール