AR# 69152

デザイン アドバイザリ - コンポーネント モード プリミティブを使用した場合 (IOBUF を IOB=TRUE の IDDRE1、ISERDESE3、ODDRE1、OSERDESE3、または FDCE/FDPE/FDRE/FDSE と共に使用) に発生する双方向ロジックの問題を修正する Vivado 2017.1 用パッチ

説明

説明

この問題は、Vivado 2017.1 でコンポーネント モード ロジックを双方向モードで使用する UltraScale および UltraScale+ デザインに影響します。

このようなデザインには、ハードウェアが正しく機能することを確実にするためパッチを使用する必要があります。パッチを使用しない場合、デザインでハードウェアの機能または配線の問題が発生する可能性があります。

問題

この問題により、次の 2 つの状況が発生します。

  1. ハードウェアで正しく機能しない
  2. 配線エラー

問題の確認 

  1. ハードウェアが正しく機能しない状況は、双方向 I/O バッファー (IOBUF タイプ バッファーおよびその派生タイプ) をコンポーネント モード プリミティブである IFD (IOB=TRUE の FDCE/FDPE/FDRE/FDSE)、IDDRE1、および ISERDESE3 と共に使用した場合に見られます。
    ハードウェアで出力がトライステートのときに問題が発生します。入力ロジック (IFD、IDDRE1、および ISERDESE3) のデータが、入力ピンからのデータではなく、出力ロジック (OFD、ODDRE1、および OSERDESE3) で誤って駆動されます。この問題はシミュレーションでは見られません。
  2. 配線エラーは、双方向 I/O バッファー (IOBUF タイプおよびその派生タイプのバッファー) をコンポーネント モード プリミティブである OFD (IOB=TRUE の FDCE/FDPE/FDRE/FDSE)、ODDRE1、および OSERDESE3 と共に使用した場合に見られます。
    Vivado からの配線エラー メッセージを次に示します。

 

Checking all reachable nodes within 5 hops of driver and load

Unroute Type 1 : Site pin does not reach interconnect fabric
 Type 1 : HPIOB.I->SLICEL.F5
 -----Num Open nets: 1
 -----Representative Net: Net[12] spi_din_io_IOBUF_inst/O
 -----IOB_X2Y244/I -> SLICE_X96Y270/F5
 -----Driver Term: spi_din_io_IOBUF_inst/IBUFCTRL_INST/O Load Term [49]: uart_rx_o_OBUF_inst_i_1/I0
 Driver Pin does not reach Interconnect fabric within 5 hops.
 Expansion wavefront from Driver was blocked by locked nodes at level: 1
Phase 3.1 Initial Routing Verification | Checksum: 1d0be91f0

...

Phase 8 Verifying routed nets
CRITICAL WARNING: [Route 35-54] Net: spi_din_io_IOBUF_inst/O is not completely routed.
Resolution: Run report_route_status for more information.

 

ソリューション

この問題は、2017.2 リリースで修正される予定です。2017.1 でこの問題を修正するパッチが作成されています。

  • パッチを使用しない場合、配線または機能の問題が発生します。
  • パッチを使用すると、配線および機能の問題は修正されます。

パッチを適用していない Vivado 2017.1 でデザイン チェックポイントを作成した場合、正しくない BITSLICE サイト プログラムが含まれます。

パッチを適用して再合成することにより、BITSLICE サイト プログラムを修正できます。

インストールおよび使用方法

方法 1:

  1. $XILINX_VIVADO/patches ディレクトリに移動します。このディレクトリが存在しない場合は作成します。
  2. 「AR69152」という名前で開始するディレクトリに ZIP アーカイブを解凍します。
    注記: ほとんどの解凍ツールでは、ZIP ファイルと同じ名前のディレクトリが解凍時に自動的に作成されます。
  3. 元のインストール場所から Vivado を実行します。


方法 2:

  1. パッチ ファイル用のディレクトリを別に作成します。
  2. ZIP ファイルの内容をパッチ ディレクトリに解凍します。
  3. MYVIVADO 環境変数をこのパッチ ディレクトリをポイントするように設定します。
    次に例を示します。
    set MYVIVADO=C:\MYVIVADO\vivado-patch-AR69152\vivado\
  4. 元のインストール場所から Vivado を実行します。

 

添付ファイル

関連添付ファイル

タイトル サイズ ファイルタイプ
AR69152_vivado_2017_1_Lin_Win_preliminary_rev1.zip 14 MB ZIP
AR# 69152
日付 06/13/2017
ステータス アクティブ
種類 デザイン アドバイザリ
デバイス 詳細 概略
ツール