AR# 70537

すべての ISE バージョンおよび Vivado ツール2017.2 以前のバージョンでの Zynq-7000 SoC RSVDGND ピンおよび PL STARTUPE2 プリミティブの要件に関するデザイン アドバイザリ

説明

このデザイン アドバイザリでは、 Zynq-7000 SoC RSVDGND ピンに関する記載が含まれています。 

このピンは、ザイリンクスによるテスト目的のために予約されており、ザイリンクスでは接続しないでおくことを推奨しています。

デフォルトでは、RSVDGND ピンは入力です。しかし、STARTUPE2 プリミティブが PL デザインにインスタンシエートされると、STARTUPE2.USRCCLKTS ポート設定によりピン制御が上書きされて、RSVDGND ピンが指定されている STARTUPE2.USRCCLKO 値以外で駆動されてしまう可能性があります。

この結果、Zynq-7000 SoC PL デザインで STARTUPE2 プリミティブが使用されるときに、STARTUPE2.USRCCLKTS ポートを 1、STARTUPE2.USRCCLKO を 0 に接続しなくてはいけなくなります。

Vivado 2017.3 以降のツールには、STARTUPE2 プリミティブをチェックする DRC が含まれており、使用されている場合は USRCCLKTS および USRCCLKO ポートが安全な値に接続されていることがチェックされます。

ソリューション

すべての ISE バージョンまたは 2017.2 以前のバージョンでビルドされたすべての Zynq-7000 SoC PL デザインでSTARTUPE2 プリミティブが使用されていないかを確認する必要があります。

使用されている場合は、次の図に示されているように、STARTUPE2.USRCCLKTS=1 および STARTUPE2.USRCCLKO=0 であることを確認する必要があります。


 

report_utilization コマンドで生成される Vivado のリソース使用率レポート (*utilitization*.rpt) ファイルで、STARTUPE2 プリミティブの使用の有無を確認できます。

次に、STARTUPE2 の使用率を示したレポートのセクション例を示します。


+-------------+------+-------+-----------+-------+
|  Site Type  | Used | Fixed | Available | Util% |
+-------------+------+-------+-----------+-------+
|    ...      |  ... |  ...  |    ...    |  ...  |
| STARTUPE2   |    0 |     0 |         1 |  0.00 |
+-------------+------+-------+-----------+-------+


使用率 0.00% は、STARTUPE2 が使用されていないことを示します。使用率 100.00% は、STARTUPE2 が使用されていることを示します。

推奨対処方法:

インスタンシエートされている STARTUPE2 プリミティブの正しくないポート設定が原因で Zynq-7000 SoC PL デザインが影響を受けている場合、上記の安全な STARTUPE2 ポート設定にアップデートする必要があります。

デザインが受ける影響

インスタンシエートされた STARTUPE2 プリミティブの正しくないポート設定が原因で Zynq-7000 SoC PL デザインが影響を受けている場合、RSVDGND ピンが破損する可能性があります。

破損が発生していても、RSVDGND ピンが通常の動作中に使用されないので、ほとんどの場合でデバイスの操作には影響しません。

AR# 70537
日付 05/25/2018
ステータス アクティブ
種類 デザイン アドバイザリ
デバイス