ハードウェア アクセラレーション トランスコード機能を使用してライブ ストリーミング コストを削減
トランスコード レイテンシを 8ms に抑えてストリームあたりのコストを最適化し、ビデオ パイプライン全体を高速化
高い圧縮効率と ABR スケーリングにより、最適なビデオ品質を維持しながら帯域幅コストを削減
サーバーあたりのストリーム数を最大化し、帯域幅と電力コストを最適化することで、より多くのユーザーやコンテンツ クリエイターに対応
インタラクティブ メディアやリアルタイム ビデオの普及に伴い、放送業者やコンテンツ プロバイダーは低レイテンシ、高画質、さらにストリームあたりのコスト削減に取り組んできました。そこで、画期的なソリューションとしてハードウェア アクセラレーションを利用するトランスコードが登場し、この技術がクラウド上で利用できるようになったことで、コンテンツ プロバイダーはストリームあたりのコストを削減しながら、リアルタイム サービスをシームレスに拡大できるようになりました。
VT1 インスタンスは、低レイテンシ トランスコードに特化したコンピューティング技術を提供する唯一のクラウド ソリューションです。AMD の Alveo™ U30 メディア アクセラレータ カードを利用する VT1 は、1 つのインスタンスで最大 16 の 4Kp60 ストリーム (vt1.24x large) をサポートし、H.264 と H.265 の両方のコーデック規格に対応しています。これによりライブ ストリーミングにおいて最も高いチャネル密度を実現し、AWS クラウドを利用したストリームあたり最もコスト効率の良いソリューションとなります。
ストリームあたりのコストを削減
(Amazon EC2 C5 CPU ベースのインスタンス1 と比較)
H.264 および H.265 (HEVC) 規格に最適化された AMD のハードウェア アクセラレーション技術によって実現各アクセラレータごとに複数のトランスコーディング ジョブが管理されるため確定的レイテンシを実現でき、1 つのインスタンスで複数カードを利用することでサービスをシームレスに拡張できる。使用したリソース分だけ料金が発生し、柔軟なストリーミングとスケーリングに対応
VT1 インスタンスは、既存のアプリケーションを簡単に移行するために FFmpeg や Gstreamer などの一般的なメディア フレームワークをサポートしています。また、AMD Alveo™ U30 ビデオ SDK にはチュートリアル、サンプル デザイン、クイック スタート ガイドが含まれており、これらはすべて GitHub から入手できます。ユーザーは、AWS Marketplace から AMD Amazon Machine Images (AMI) を使用して VT1 インスタンスを簡単に起動し、クラウド上で独自のユースケースをすばやく検証できます。
「Amazon EC2 VT1 インスタンスを採用することで、高品質かつ低コストのトランスコード技術を開発し、世界中の数百万人もの視聴者にライブ ストリーミングを提供することに成功しました。EC2 VT1 インスタンスを選んだ理由は、映像の圧縮機能や品質に妥協することなく、当社が必要とするストリーム密度と低レイテンシを実現できるからです。」
クラウド上で利用可能なハードウェア アクセラレーションによるトランスコード技術についてのご質問をお待ちしております。