Alveo™ MA35D メディア セラレータ カード

  • ステータス: Available
  • 価格: $1,595.00
  • パーツ番号: A-MA35D-P16G-PQ-G
概要

超低レイテンシ インタラクティブ ストリーミング向けビデオ プロセッシング

リアルタイムかつ大容量ストリーミング向けの Alveo MA35D メディア アクセラレータは、ライブ イベント、e ラーニング、ソーシャル ストリーミング、ライブ ショッピング、スポーツ ベッティング、クラウド ゲーミングなど、インタラクティブ メディア サービスの新時代を実現します。このカードは、次世代規格の AV1 と現在主流である H.264/H.265 コーデック1 の両方に対応しており、最適なビデオ品質 (VQ) を超低レイテンシで実現し、没入型エクスペリエンスを提供します。インフラ事業者、コンテンツ配信ネットワーク (CDN)、コンテンツ プロバイダー、ストリーミング プラットフォーム ベンダーは、Alveo MA35D メディア アクセラレータを使用することで、チャネル密度、電力効率、帯域幅効率を最大化でき、優れたコスト効率でライブ ストリーミング サービスを拡張できます。


5 nm ビデオ プロセッシング ユニットを搭載

アクセラレータ カードは 5 nm ASIC ベースのビデオ プロセッシング ユニット (VPU) を 2 つ搭載し、各 VPU にはビデオ パイプライン全体を高速化するための多様な IP を統合しています。

  • AV1、H.265、H.264 は、ソフトウェア エンコーダー2 に比べて最大 2 倍の圧縮効率を提供
  • 高速 ABR スケーラーにより、複数の解像度とエンドポイントに対応
  • AI プロセッサにより、低レイテンシかつ低ビットレートでの視覚体験が向上
  • VQ Look-Ahead エンジンにより、VQ と圧縮効率が最適化
  • VQ QoE エンジンにより、エンド ユーザーに安定した QoS を提供
  • Compositor エンジンにより、複数レイヤーを使用する没入型エクスペリエンスを実現
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高密度、低レイテンシ ストリーミング

Alveo MA35D メディア アクセラレータを使用することで、カードあたり、ラックあたり、データセンターあたりの低レイテンシ ストリーム数を最大化できるため、CAPEX と OPEX を削減できます。

  • 高チャネル密度 (最大 32x 1080p60)
  • 超低レイテンシ (4K エンコードで 8 ms)
  • ストリームあたりの電力は 1 ワット (1080p60)3 であるため、消費電力および冷却コストを削減できる

 


AV1、H.265、H.264 に対応

1 つの Alveo MA35D アクセラレータ カードに 2 つのトランスコーディング デバイスがあるため、同時に複数の規格 (AV1、H.265、H.264) に対応できます。これにより、サービス プロバイダーは主流である H.264 と H.265 をサポートしながら、ユーザー状況に応じて徐々に AV1 に移行できるようになります1

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AI を活用するインテリジェントなビデオ パイプライン

圧縮効率の技術的な限界が近づいていることを受け、ビデオ パイプラインにインテリジェンス機能を取り入れるために、エンコーダーで AI を活用することが不可欠となっています。Alveo™ MA35D カードの各デバイスには AI プロセッサが搭載されているため、コンテンツをフレームごとに評価し、エンコード パラメーターを動的に調整して最適なビットレートと視覚品質を提供します。また、これらの処理を高チャネル密度、低レイテンシで実現します。

 

  1. ビデオ コーデック アクセラレーション (HEVC (H.265)、H.264、VP9、および AV1 コーデックを含む) を利用するには、互換性のあるメディア プレーヤーが必要です。GD-176
  2. 2023 年 3 月に AMD Lab が実施したテストに基づく。さまざまな解像度とビットレートの条件で公開されている 13 のビデオ ファイルに対して、Alveo MA35D の AV1 エンコードにおける VMAF スコアを、オープンソース x264 VeryFast SW モデルの VMAF スコアと比較しました。実際の結果は変動する可能性があります。ALV-006。
  3. 8 つの 4K ストリーム (32x 1080p60) の標準的な消費電力は、予備テストで 35W と推定されています。この値は変動する可能性があります。40W 総熱設計電力 (TDP)
仕様

製品仕様の一覧は、製品概要を参照してください。

コーデックとハードウェア エンジン
エンコーディング フォーマット1
  • H.264 | H.265 | AV1
  • 各カードには 2 つのトランスコーディング チップが搭載されており、新旧エンドポイントに対応するため複数の規格をサポート
  • リアルタイム エンコーディング (ファイル ベース) より高速
デコード フォーマット
  • H.264 | H.265 | AV1 | VP9
H.264/H.265 パフォーマンス
  • 4x 4Kp60 | 16x 1080p60 | 32x 1080p30 | 72x 720p30
AV1 パフォーマンス
  • 4x 8Kp30 | 8x 4Kp60 | 32x 1080p60 | 64x 1080p30 | 144x 720p30
最高チャネル密度 & 解像度
  • 最大 256 のトランスコード チャネル
  • 最大 7680 x 4320 解像度
8/10 ビット フォーマット
  • YUV420 プレーナおよびセミ プレーナ
  • RGB プレーナ
同等のプリセット
  • H.264: x264 medium
  • H.265: x265 medium
  • AV1: x265 slow
ビデオ処理
  • ABR スケーラー
  • Compositor エンジン
  • Video Look-Ahead エンジン
  • VQ (Video Quality) および QoE (Quality-of-Experience) エンジン
  • 2D グラフィック オーバーレイ
AI プロセッサ
  • AI プロセッサ
  • カードあたり 22 TOPS
  • 低帯域幅でビデオ品質を最適化
  • テキストや顔などの関心領域の最適化、アーチファクトの削減、コンテンツに適応したエンコーディング
補助プロセッサ
  • 2x 64 ビット クワッド コア RISC-V サブシステム
  • 制御およびボード管理のタスクを実行
  • x86 ホスト CPU 上で実行されるソフトウェアを最小限に抑える
ボードの仕様
フォーム ファクター
  • HHHL、シングル スロット
ホスト インターフェイス
  • PCIe® Gen4 x8; 分岐した x4x4
  • SR-IOV
メモリ
  • 16 GB LPDDR5
標準電力
  • 35W (40W TDP)、パッシブ冷却方式
ソフトウェア

AMD Media Acceleration (AMA) SDK

規格準拠のフレームワークを使用してライブ ビデオ コンテンツをトランスコードし、システムをすばやく起動して運用できます。コンパイル済みの FFmpeg バイナリが含まれているため、標準の API 呼び出しを使用してすぐにアクセラレーションが可能です。パフォーマンスに最適化されたビデオ デコード、スケーリング、エンコード プラグインを使用してビデオ パイプラインを高速化できます。また、C/C++ API インターフェイスを介してビデオ プロセッシング エンジンに直接アクセスすることで、より細かい制御も可能です。

GitHub でソフトウェアのダウンロードおよび次の資料を提供しています。

  • インストールの手順ガイド
  • チュートリアルおよびサンプル
  • ビデオ品質およびレイテンシを調整するためのリファレンス ガイド
  • カード管理リソース
  • テクニカル サポートによるトラブルシューティング

AMD Media Acceleration (AMA) ソフトウェア スタック

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資料
デフォルト デフォルト タイトル ドキュメント タイプ 日付
購入

Alveo MA35D メディア アクセラレータは、現在量産出荷に対応しています。AMD または販売代理店よりご購入いただけます。

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AMD のオンラインでは、小規模運用や評価用として最大 3 つまでご購入いただけます。大量購入をご希望の場合は、AMD 販売代理店にお問い合わせいただくか、製品のお問い合わせフォームをご利用ください。



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