
AMD の Alveo™ U250 データセンター アクセラレータ カードは、進化し続けるデータセンターの要件に迅速に対応するために開発されました。機械学習の推論、ビデオ トランスコーディング、データベース検索/分析などの一般的なワークロードに対して CPU の最大 90 倍の性能を提供します。AMD の 16nm UltraScale™ アーキテクチャをベースに構築された Alveo アクセラレータ カードは、進化するアクセラレーション要件やアルゴリズム規格に柔軟に対応し、ハードウェアを変更することなくあらゆるワークロードを加速できます。また、総保有コスト (TCO) を抑えることも可能です。
Alveo アクセラレータ カードの利用は、一般的なデータセンター ワークロード向けに AMD およびパートナーが提供するアプリケーションの広範なエコシステムでサポートされています。カスタム ソリューションを構築する場合は、AMD のアプリケーション開発者ツール スイート (Vitis™ 環境) および Machine Learning Suite を利用することで、差別化したアプリケーションを市場へ送り出すことができます。
Alveo のオプション付属品を利用することで、Alveo データセンター アクセラレータ カードの機能やカードへのアクセスが拡張されます。付属品には、電源アダプターや USB ケーブルなどがあります。
付属品の購入高速 - 最高性能
適応性 – あらゆるワークロードを高速化
アクセシブル - クラウド <-> オンプレミス間のモビリティ
製品仕様の一覧は、データシート (日本語版) を参照してください。
カードの仕様 | U250 | |
---|---|---|
A-U250-P64G-PQ-G | A-U250-A64G-PQ-G | |
コンピューティング | ||
INT8 TOPs (ピーク) | 33.3 | 33.3 |
サイズ | ||
高さ | フル | フル |
長さ | ¾ | Full |
幅 | デュアル スロット | デュアル スロット |
メモリ | ||
DDR メモリ容量 | 64GB | 64GB |
DDR 総帯域幅 | 77GB/s | 77GB/s |
内部 SRAM の容量 | 54MB | 54MB |
内部 SRAM の総帯域幅 | 38Tb/s | 38Tb/s |
インターフェイス | ||
PCI Express | Gen 3x16 | Gen 3x16 |
ネットワーク インターフェイス | 2x QSFP28 (100GbE) | 2x QSFP28 (100GbE) |
ロジック リソース | ||
ルックアップ テーブル (LUT) | 1,341,000 | 1,341,000 |
消費電力と熱 | ||
最大総消費電力 | 225W | 225W |
熱冷却 | パッシブ | アクティブ |
一般的なワークロードに対応するソリューションを提供するため、AMD とそのパートナーによるエコシステムを構築しました。Alveo データセンター アクセラレータ カードは、幅広いアプリケーションで大幅な高速化を実現できると同時に、その再構成可能な特性を生かして、最新のデータセンターの多様なワークロードに対応できます。Alveo データセンター アクセラレータ カードの性能と従来の CPU アーキテクチャの比較をご覧ください。
Alveo データセンター アクセラレータ カードをターゲットとする場合、最適な設計フローとして Vitis™ ソフトウェア プラットフォームの使用が推奨されます。Vitis を使用して運用/開発する手順は次のとおりです。FPGA 設計経験をお持ちであれば、RTL や Hlx などの従来の設計フローを使用いただけます。このフローでは、Vitis プラットフォームをインストールする必要はありません。
注記: 新規およびレガシー プラットフォームのツール サポートの詳細については、AR33838 をご覧ください。
RTL および HLx を使用する開発は、次の手順に従ってください。