
SMILODON 10G EVO は、完全カスタマイズ可能な Kria™ K26 SOM 搭載の高性能産業用スマート カメラです。高速イメージ センサーと 1 または 10 ギガビット イーサネットで構成され、高性能 Arm® SoC と Gpixel イメージ センサーが採用されています。
動画提供: Optomotive 社
SMILODON 10G EVO は、ユーザーがプログラムできるカスタマイズ可能な FPGA 搭載高速スマート カメラです。Zynq™ UltraScale+™ MPSoC ベースの Kria K26 SOM に、高速イメージ センサーと 1 または 10 ギガビット イーサネットが統合され、Arm 社の高性能 SoC (システム オン チップp) 技術と Gpixel社の産業用高速イメージ センサーが採用されています。
主にレーザー三角測量、モーション キャプチャ、産業用のプロセス自動化、品質管理などのアプリケーションをターゲットとする Smilodon 10G EVO には、FPGA ベースの高速カメラを構築するためのカスタマイズ可能なリファレンス デザインとアプリケーション開発システムが含まれます。オープンソースのハードウェア/ソフトウェア開発モデル、FPGA を使用する高フレーム レートのリアルタイム画像処理、PC 側における最新 GUI サポートなどが特長です。
汎用性の高い Zynq UltraScale+ MPSoC 向けの高機能ツールを使用して、アルゴリズムを開発してリアルタイム データ処理を実現します。最大 48 の LVDS インターフェイス (46Gbps) で 4 つの Gpixel GMAX25xx センサーを使用して画像を取得するため、超高速で高品質画像を実現できます。19Gb/s の帯域幅を持つオンボード 4GB DDR4 メモリにより、バッファーを使用する複雑な画像処理が可能になります。
リファレンス デザインは、標準の Vivado™ ツールで簡単にカスタマイズできます。Optomotive 社のカスタム IP コアは、Vivado IDE ツール チェーンにシームレスに統合されています。FPGA のプログラマブル ロジック (PL) の大部分が解放されているため、新しいアルゴリズムをプログラムしたり、独自の IP コアを実装できます。
1.2GHz のクアッド コア Arm Cortex®-A53 プロセッサ サブシステムが、カスタマイズした EVO の制御およびストリーミング スタック (ゼロコピー TCP/IP スタックを含む) を使用して Linux OS を実行します。また、SoC には 600MHz のデュアル コア Cortex-R5 プロセッサも搭載されており、ユーザーのデータ処理に対応できます。ユーザー アプリケーションやカスタム データの後処理は、既存デザインに簡単に追加できます。
はい。通信およびデータ キャプチャ用のソフトウェア パッケージを提供しています。
はい。帯域幅を最大限に活用するためには、10G SFP+ ネットワーク カードが必要です。Mellanox (Nvidia) 社のネットワーク カードを推奨しています。ビデオ録画には、高速 CPU と NVMe ディスクが必要です。
はい。使用権許諾契約に同意する必要があります。これはベンダー ロックイン契約となります。
はい。ハードウェア、ソフトウェア、および FPGA の設計サービスを提供しています。
はい。オンボードの 1G イーサネットまたは 10G SFP+ to RJ45 モジュールで使用します。SFP+ to RJ45 モジュールでは、NBASE-T の速度 (2.5 & 5Gbps) にも対応可能です。ただし、UTP ケーブルでの 10G 伝送は電力消費が高くなり (各ノードで 3W)、特に長いケーブルではその影響が顕著に現れます。したがって、SFP+ DAC ケーブルを使用して、電力を最小限に抑え、低温での画質を向上させる方法を推奨しています。
ありませんが、ご要望に応じて設計することは可能です。
Optomotive 社は、レーザー三角測量用のピーク検出 IP、モーション キャプチャやナビゲーション用の BLOB セントロイド検出 IP、RLE 画像圧縮を提供しています。