AMBA® AXI4 (Advanced eXtensible Interface 4) は、ARM® 社が提供する 4 世代目の AMBA インターフェイス規格です。AMD の Vivado Design Suite 2014 および ISE Design Suite 14 は、半導体業界初 AXI4 準拠のプラグアンドプレイ IP を使用する AMD プラットフォーム設計手法をサポートしています。
UltraScale、7 シリーズ、Zynq 7000、Virtex6、および Spartan6 ベース デザインで、製品の市場化をスピーディーにするために IP を利用する場合、AXI4 プラグアンドプレイ IP は 単一規格のインターフェイスを採用しているため、IP の統合がより簡単になります。AMD は、エンベデッド、DSP、ロジック ドメインにおいて、単一のオープン規格インターフェイスを採用する幅広い AXI4 ベース IP を提供しています。
AMD は、ARM 社の協力を得て、高性能 FPGA ベースのシステムやデザイン用に AXI4 仕様を策定しました。そして、UltraScale、7 シリーズ、Zynq 7000、Spartan 6、Virtex 6、および今後リリースされるデバイス ファミリ向けの次世代 IP インターコネクト規格として AXI4 を採用しました。
世界中のサードパーティ IP や EDA ベンダーがオープン規格の AXI4 を採用し、幅広く利用されるインターフェイスになるようにサポートしています。
AXI4 が IP 用の標準ユーザー インターフェイスとして採用されると、AMD ユーザーはさまざまなメリットを享受できるようになります。
その他の利点
AXI4 プロトコルは、AXI3 のアップデート版であり、複数マスタで使用される場合、インターコネクトのパフォーマンスと利用が改善され、次のようなサポートが追加されています。次の内容が含まれます。
AXI4-Lite は、シンプルなコントロール レジスタ インタフェースに対応する AXI4 フル仕様のサブセットです。AXI4-Lite インターフェイス主な特長は、次のとおりです。
AXI4-Stream プロトコルは、マスタからスレーブへの単一方向データ転送向けに設計され、信号配線を大幅に削減できます。主な特長は次のとおりです。