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XRF4 RF アクセサリ キットは、8 つの送信、8 つの受信、2 つのフィードバック チャネルを備えた Zynq™ UltraScale+™ RFSoC DFE ZCU670 および GEN 3 ZCU208 評価ボード向けの RF フロントエンド モジュールです。このボードは、任意の RF ソリューションを統合した AMD のシリコンおよび IP を簡単に評価できる AMD DFE 評価ソフトウェアでサポートされています。このキットはモジュール型であるため、さまざまな周波数帯域に対応でき、独自の RF フロント エンド ソリューションを開発およびカスタマイズすることも可能です。キットに含まれている RF スライス (モジュール) は、N77 (3.3–4.2 GHz) 無線周波数帯域をサポートしていますが、AMD が提供するその他の無線帯域にも対応可能です。
警告: この製品の利用にあたり、カリフォルニア州で規制されている、癌、先天性欠陥、または生殖障害を引き起こす可能性があるフタル酸ジイソノニル (DINP) などの化学物質にさらされる危険性があります。詳細は、www.P65Warnings.ca.gov を参照してください。
XRF4 RF アクセサリ キットには、XRF4 高周波 (RF) ベースボード (XRF4-RFBB) と、送信 (Tx)、受信 (Rx)、フィードバック (FB) 処理を行う XRF4 RF スライスが含まれています。
このボードは、ZCU670/ZCU208 評価ボードを使用した RF 評価に推奨されるインターフェイス ボードです。このボードを使用することで、RFSoC に統合された RF サンプリング トランシーバーに完全な RF ラインナップを簡単に追加できるようになります。RF スライス コネクタと呼ばれる 9 つのコネクタを使用して、RF ラインナップ モジュール (スライス) をボードに追加します。また、これらのコネクタは、DC 電源、I2C プロトコルを使用するデジタル制御、シリアル ペリフェラルインターフェイス (SPI)、汎用入出力 (GPIO)、および時分割複信 (TDD) 制御にも利用できます。
RF スライス コネクタは、RF フロントエンド ラインナップや RF スライスの開発に有効な標準的な接続ポイントを提供します。AMD は現在、FR1 バンドをターゲットとした無線通信 (4G/5G) 向け RF スライスを提供していますが、RF スライス コネクタを使用して FR2 (mmWave)、航空宇宙、防衛、SATCOM、計測機器など、多様なアプリケーションに対応するカスタム RF ソリューションの開発もサポートしています。AMD Kria™ K26 システム オン モジュール (SOM) は、XRF4 ベースボードの RF コントローラーとして機能します。オンボードの物理側インターフェイス (PHY) により、イーサネット経由で RF コントローラーを設定および制御できます。
ターゲット アプリケーション:
迅速なアプリケーションの開発
柔軟なマルチバンド サポート
使いやすさ
XRF4-RFBB の内容
キットの仕様 | 詳細 |
---|---|
高さ | 14.150 インチ (35.941 cm) |
長さ | 4.925 インチ (12.510 cm) |
RF スライス コネクタの数 | 9 |
動作環境温度 | 0◦C ~ +45◦C |
ストレージ環境温度 | -25◦C ~ +60◦C |
RF スライス | |
高さ | 1.500 インチ (3.810 cm) |
長さ | 3.180 インチ (8.077 cm) |
コンフィギュレーション | |
MicroSD | ○ |
制御および I/O | |
ユーザー プッシュボタン | 3 |
DIP スイッチ | 4 |
ユーザー LED | 4 |
システム コントローラー | ○ |
Zynq™ UltraScale+™ RFSoC XRF4 ベースボード