ザイリンクスのソリューションは、20 年以上 AV/エンターテイメント業界のさまざまな分野で積み重ねてきた実績に基づいて構築されています。最新テレビのタイミング コントローラーからプロジェクターの光学エンジン、リアルタイム ゲームから高性能ドローンに搭載されているインテリジェント機能、そしてオーディオ エンターテイメント システムの信号処理から家庭用の超低レイテンシ AV ストリーミングまで多岐に渡ります。
ザイリンクスは「More Pixels, Better Pixels, Faster Pixels」を可能にします。
4K、8K、それ以上へのスケーラビリティで、より臨場感のある体験を実現
高いフレームレートで高速動作のブレを抑える
Rec.2020 などのより広い色域で、自然な色表現を可能にする
ダイナミック レンジを拡大し、明暗を改善する
任意のワープ/回転を適用して広角や魚眼の歪みを補正
H.264/H.265 コーデックによる低レイテンシのライブ ストリーミング
テレビ業界が高解像度、高フレームレート、ハイダイナミック レンジでより臨場感のある体験を提供することで大きく飛躍し、Spartan®-6、Artix®-7、Kintex®-7、Kintex® UltraScale+™ FPGA などの超小型で電力効率に優れた安価なデバイスがタイミング コントローラー (TCON) の理想的なソリューションとして採用されています。
FPGA ベースの TCON は、パネルの特性に合わせて調整できるため、歩留まりが大幅に向上し、ASIC で設計するより早く製品化できます。TCON のほかに、FPGA はバックライト コントローラーにも有効で、表示されるビデオ コンテンツに応じてパネルの明るさを制御して全体の画質を向上させることができます。
プロジェクター機器は、ユーザー エレクトロニクスと光学エンジンの 2 つの部分で構成されています。
ユーザー エレクトロニクスでは、スケーリング、色補正、インターレース解除、ビデオ ワープなどの処理を実行します。ワープ処理を適用することで、ポータブル ホーム プロジェクターは通常投射、短焦点、超短焦点の 3 つのモードで投影できるようになり、また台形補正、魚眼補正、回転、任意のワープ、スティッチング、ブレンディングにも対応し、さまざまな面への投影も可能になります。4K および 8K 対応のインターフェイスや映像処理は、ザイリンクスのコスト重視デバイスを使用して簡単に実装できます。
光学エンジンには光源装置が含まれるため、プロジェクション システムで最も重要な部分となります。ザイリンクス FPGA は、業界をリードする光源エンジン (DLP® と LCOS) と共に XPR (Expanded Pixel Resolution) をサポートし、低解像度の光源で高解像度の画像を作成可能にします。
リアルタイム ゲームや VR/AR (仮想現実/拡張現実) は、レイテンシが最も重要視されます。
ストリーミング向けに Zynq® UltraScale+™ MPSoC は、最大 4K/60fps のエンコードとデコードを同時に実行できる H.264/H.265 ビデオ コーデックを内蔵した 64 ビット プロセッサを提供し、業界で最も低い Glass-to-Glass レイテンシを実現します。ザイリンクスのプラットフォームは、メザニン コーデックという視覚的ロスレスで超低レイテンシのコーデックにも使用でき、より高画質の動画を追求するために低い圧縮率を採用します。
バーチャル リアリティ用のヘルメットやヘッドマウント ディスプレイ (HMD) には、アイトラッキング センサーや複数のカメラが搭載され、これらの情報を高フレームレートでリアルタイムに処理することが求められます。また、それらに付随するワイヤレス アクセサリのドングルは、優れたワットあたり性能で、限りなくレイテンシを 0 に近づけた無線の動画転送が必要になります。
Zynq UltraScale+ MPSoC >
intoPIX Mezzanine Codecs >
Silex Insight Mezzanine Codecs >
AV レシーバーは、ホーム シアターの心臓部として機能し、さまざまな AV ソース、ラウドスピーカー、テレビと相互作用します。独自に構築するデジタル シグナル プロセッサ (DSP) は、マルチチャンネルのサラウンド サウンド処理や音場補正など、デコード プロセスの頭脳となります。
ザイリンクスの SoC および FPGA に統合されている超並列信号処理機能を活用することで、超低レイテンシのオーディオ DSP やイーサネットなどのオーディオ インターフェイスを統合できます。ザイリンクスのコスト重視ポートフォリオと最先端のコード開発ワークフローを利用することで、RTL または C/C++ などの高級言語で容易に開発できる上に、既存のオーディオ DSP ライブラリをザイリンクスのプラットフォームに移植することも可能です。
ドローン市場が急成長したことにより、さまざまな行事や休日の風景などをこれまでとは違った視点から眺めることができるようになりました。ほとんどのドローンは比較的簡単に操縦できますが、衝突回避機能は、ベテランの操縦士にとっても重要です。この機能には、4K 画像の超高速処理、センサー データ解析、映像解析、モーター制御が必要になります。
サイズと重量に制約があるドローンは、高度に統合されたザイリンクスの Zynq または Zynq UltraScale+ SoC を使用することで、LIDAR、GPS、赤外線のセンサー フュージョンとリアルタイム AI 画像解析を実装し、飛行中の安全を確保できます。また、カメラ ジンバルのモーター制御や 4K 動画の圧縮、エンベデッド プロセッシングなどを単一デバイスで実現することも可能です。
ウェビナー: Spartan-7 を使用するエッジ センサー フュージョン >
ザイリンクスのカスタム ISP >
ザイリンクス Vitis AI 開発環境 >
無線または有線でネットワーク接続可能な家庭では、あらゆるソースからの AV コンテンツを家中どこの部屋にいてもディスプレイを通して視聴できます。コンテンツ制作やテレビ技術が 4K UHD、HDR、より豊かな色彩表現など、より没入感を得られる形へと進化するにつれて、家庭でのストリーミングにも高度なビデオ圧縮と高性能 AV 接続が求められるようになりました。これらはいずれもザイリンクスの FPGA/SoC で容易に実現できます。
HDMI などのベースバンド ビデオから、H.264/H.265 などの 4K 圧縮、さらにイーサネットや IP プロトコルまでのストリーミング ゲートウェイやブリッジ機能の実装は、Zynq UltraScale+ MPSoC を使用してすべて実現できます。
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