MicroBlaze™ CPU はプリセットされた 32 ビット RISC 型のマイクロプロセッサ コアで、簡単に実装して設定を変更できます。システム設計者は、2019.2 の Vitis™ コア開発キットまたは 2019.1 以前の Eclipse ベースのソフトウェア開発キット (SDK) を活用することで、FPGA の設計経験がなくても、評価キットを使用して MicroBlaze プロセッサ開発を開始できます。MicroBlaze プロセッサは、産業、医療、オートモーティブ、民生機器、および通信市場など多様なアプリケーションの要件に対応します。
アプリケーションの迅速な展開をサポートするために基本的な種類別に 3 つのプリセット コンフィギュレーションで展開されています。
経験豊富な FPGA 設計者は、Vivado™ HL Edition 設計ツールを使用することで、サポートされている任意の AMD デバイスに MicroBlaze プロセッサを追加コストなしで適用できます。これらの設定可能なプリセットの 1 つを使用して設計を開始し、さまざまなプロセッサ オプションやドライバー対応の ドラッグ&ドロップ ペリフェラル (PWM、UART、DMA、シリアル インターフェイスなど) カタログから、各アプリケーションの特定ニーズを満たすためにカスタマイズできます。また、このコアは Spartan™ 6 のような旧型 FPGA デバイス ファミリ向けの IDS Embedded Edition の一部としても提供されています。
主な機能 |
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汎用 | I/O | ビデオ | ネットワーキング |
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マイクロコントローラー プリセット (最大 200DMIPs)
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リアルタイム プロセッサ プリセット (最大 200DMIPs)
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アプリケーション プロセッサ プリセット (最大 180DMIPs)
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デバイス | マイクロコントローラー (1.04 DMIPs/MHz) |
リアルタイム プロセッサ (1.31 DMIPs/MHz) |
アプリケーション プロセッサ (1.31 DMIPs/MHz) |
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Fmax | DMIPS | Fmax | DMIPS | Fmax | DMIPS | |
コスト重視製品ポートフォリオ デバイス | ||||||
Spartan 7 (-2) | 178 | 185 | 155 | 203 | 120 | 157 |
Artix 7 (-3) | 204 | 212 | 172 | 225 | 146 | 191 |
Zynq 7000S (-2) | 187 | 194 | 156 | 204 | 129 | 169 |
Zynq 7000 (-3) | 212 | 220 | 171 | 224 | 141 | 185 |
Kintex 7 (-3) | 298 | 310 | 228 | 299 | 204 | 267 |
Virtex 7 (-3) | 300 | 312 | 238 | 312 | 208 | 272 |
Kintex UltraScale (-3) | 393 | 409 | 280 | 367 | 242 | 317 |
Virtex UltraScale (-3) | 384 | 399 | 283 | 371 | 245 | 321 |
Kintex UltraScale+ (-3) | 518 | 539 | 384 | 503 | 345 | 452 |
Virtex UltraScale+ (-3) | 505 | 525 | 396 | 519 | 327 | 428 |
Zynq UltraScale+ MPSoC (-3) | 493 | 513 | 379 | 496 | 329 | 431 |