ザイリンクスの DisplayPort® ソリューションには、VESA DisplayPort V1.2 仕様に準拠する DisplayPort TX および RX サブシステムと、VESA DisplayPort V1.4 仕様に準拠する Vivado 2018.1 (2018 年 4 月) で利用可能な DisplayPort 1.4 TX および RX サブシステムがあります。これらのソリューションは、VESA DisplayPort 仕様に準拠する DisplayPort ビデオ インターフェイスの実装をサポートします。DisplayPort は、民生 HDTV、PC ラップトップ、および PC モニター分野の業界リーダーによってサポートされている高速シリアル インターフェイス規格です。このプロトコルは、VGA および DVI に代わる規格として考えられており、最大 8Kx4K までのビデオ解像度に対応し、オーディオ ストリームにも対応します。
DisplayPort LogiCORE IP は UltraScale™ および 7 シリーズ FPGA をサポートします。
DisplayPort 1.4 サブシステムは、UltraScale™ および UltraScale+ FPGA をサポートしており、また DisplayPort V1,2 の仕様にも対応しています。
ザイリンクスは、DisplayPort インターフェイスを備えたビデオ ソリューションの設計を容易にするため、DisplayPort 送信用と DisplayPort 受信用にあらかじめパッケージ化したサブシステムを提供しています。これらのサブシステムは、ビデオ タイミング生成や AXI ブリッジ、さらにオプションの HDCP 機能などのビデオ インターフェイスを備えた一般的な機能に DisplayPort LogiCORE を統合しているため、今すぐご利用いただけます。
ザイリンクスは、Vivado リリース (2017.2) でスタンドアロン DisplayPort LogiCORE の提供を終了しました。今後、新規デザインの設計には DisplayPort Subsystems の使用を推奨しています。