FIR Compiler

概要

製品説明

Finite Impulse Response (FIR) Filter は、DSP システム内で最も遍在的で必須の構築ブロックです。アルゴリズムは非常にシンプルですが、インプリメンテーション仕様のタイプは膨大になる可能性もあり、デジタル ラジオなどフィルター機能を多用するシステムでは、ハードウェア エンジニアが長時間費やすこともあります。FIR Compiler は、ボタンを押すだけでよいためフィルター インプリメンテーション時間を短縮でき、FIR Filter 仕様の異なるハードウェア アーキテクチャ間でのトレードオフを作ることも可能です。


主な機能と利点

  • CORE Generator を利用した VHDL デモ テストベンチを提供
  • 直接型パイプライン化の Multiply Accumulate (MAC) FIR および直接型転置構成の MACFIR をサポート
  • 高性能 FIR (有限インパルス応答)、多相デシメーター、多相インターポレーター、ハーフバンド、ハーフバンド デシメーターおよびハーフバンド インターポレーター、ヒルベルト変換、および補間されたフィルターのインプリメンテーション
  • 高性能システム用に選択可能なバンド幅機能のインプリメンテーションを可能にする高度なインターリーブ チャネル
  • 対称型フィルターのインプリメンテーションに DSP48 スライスの複数カラムをサポート
  • ザイリンクス FIR Compiler コアのシステム レベル解析を可能にする固定小数点 Bit-Accurate (ビット アキュレート) C モデル
  • 複数のインプリメンテーション アーキテクチャ: DAFIR、加算ツリー ベースの MACFIR (Mult18x18 をサポートするデバイスに最適) とアダー チェーン ベースの MACFIR (XtremeDSP™ スライスを備えるデバイスに最適) をサポート
  • Versal デバイス (-1 スピード グレード) では、最大 680MHz の性能達成が可能
  • 2-2048 タップをサポート
  • 最小インプリメンテーションのためのハードウェア フォールディングの自動制御
  • 最大 64 チャネルまでサポート (チャネル = 独立した音声/データ/映像ストリーム、FPGA が同時に処理しているその他のストリームと無相関)
  • 通常最大 64 のインターポレーション/デシメーション ファクターをサポートし、シングル チャネル フィルターの場合は最大 1024 をサポート
  • 最高 16 セットの係数をリロード可能
  • 消費エリアを減少させる自動係数構造最適化 - 対称およびハーフバンド
  • データと係数ストレージのためにブロック メモリと分散メモリを自動選択
  • Vivado® IP Integrator、Vivado IP Catalog™、およびザイリンクスの System Generator for DSP™ で使用
  • スーパー サンプル レート フィルターコンフィギュレーションをサポート
  • Vivado® IP Integrator、Vivado IP Catalog™、およびザイリンクスの System Generator for DSP™ で使用

リソース使用率


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