2023.2

エンベデッド ソフトウェアおよびツール 2023.2 の新機能

次の各セクションを展開して 2023.2 エンベデッド ツールの新機能と拡張機能の詳細を確認してください。

Yocto プロジェクト

  • Yocto のマイナー バージョン アップグレード (4.1.4) (Langdale)
  • ザイリンクス コンポーネントのアップグレード バージョンを統合
  • 動的コンフィギュレーションの実装
  • fpgamanager クラスの名前変更
  • 既存クラスを維持し、1 リリース期間の後方互換性に対応
  • Versal™ 向けクラシック SoC/セグメント化されたブート フローの初期サポート
  • fpgamanger_custom/dfx_user_dts クラスで 1 つ以上の dtsi ファイルに対するサポートを強化
  • README ファイルを改善および追加 (次のリンクから入手可能)
  • マシン コンフィギュレーション​
    • zcu1275 と zcu1285 を削除​
  • マルチメディア
    • デフォルトで Mali400 の場合は Weston 9、Lima の場合は Weston 10 (Mali400 は Weston 10 と互換性がない)
  •  Kria​
    • K24 および KD240 のサポート追加
    • PetaLinux ramdisk の代わりに Yocto を使用
  • RISC-V ベアメタル ツールチェーン​
    • rv32ima と rv32imc のマルチリブを追加
  • Gen-machine-conf:​
    • dt-processor スクリプトにマシン オーバーライド オプションを追加
    • dt-processor スクリプトにマシン継承オプションを追加

PetaLinux

  • MicroBlaze (MB) の NFS ルート サポートを導入
  • ユーザーがデザイン内の有効なメモリを選択した場合に起動プロセスが自動化される
  • HBM ブート プロセスが自動化
  • PetaLinux ツールでセグメント化されたブート フローのテンプレートをサポート
  • Ubuntu 20.04 LTS および 20.04.1 LTS バージョンの OS サポートを削除
  • Ubuntu 20.04.6 LTS および 22.04.2 LTS バージョンの OS サポートを追加
  • OPEN SUSE Leap 15.4 および AlmaLinux 9.1 バージョンの OS サポートを追加
  • gen-machine-conf を使用して Yocto マシン設定ファイルを生成する際に、特定の inherit conf ファイルを指定できる config オプションを追加
  • マシン設定ファイルを生成する際に追加の MACHINEOVERRIDES を指定できる config オプションを追加
  • PetaLinux にパスワード回復機能を実装 (再ビルド不要)
  • PetaLinux から新しい FPGA マネージャー テンプレート クラスを使用するプロセスへ移行 (詳細は UG1144 を参照)

デバイス ツリー ジェネレーター (DTG)

  • DTG に DCMAC サポートを追加
  • Versal 向けの新しいセグメント化されたブート フローに対応する DTG サポートを追加

インフラ全般

U-Boot

  • QSPI フラッシュに対するロック/アンロック機能をサポート
  • spi モジュールで、キャッシュをクリアするプロセスがキャッシュを無効にするプロセスへと変更
  • zynqmp の設定に USB に関する適切な依存関係を追加
  • zynq_gem ネット モジュールの MDC クロック分周値のハードコーディングを削除
  • Versal でドライバーが無効の場合、boot_targets のセットアップを削除
  • AMD ボード モジュール内でデバイス ツリーから bootscr フラッシュのオフセット/サイズを選択できるサポートを追加
  • spi-nor mtd モジュールにパラレル メモリおよびスタックド メモリのサポートを追加
  • spi-nor mtd モジュールに w25q256jwfim のサポートを追加

Versal 用 Arm トラステッド ファームウェア (TF-A):

  • 実行時における dtb 内の DDR アドレス予約機能を実装
  • SMCC ARCH SOC ID のサポートを追加
  • xlat_v2 へ移行
  • IRQ 配列をスイッチ ケースに変更
  • チップ ID 情報の取得をサポート
  • IP インテグレーターの計算に関する問題を解決
  • ヘッダー内にローカル/リモート ID を設定

ZynqMP 用 Arm トラステッド ファームウェア (TF-A):

  • ヘッダー内にローカル/リモート ID を設定

Versal™ ブート、コンフィギュレーション、セキュリティ

  • Versal PLM を強化
  • Versal での IP インテグレーター メッセージ フィルタリング サポートを追加
  • Versal の PLM デバッグ機能が改善

セキュリティの改善点:

  • Versal での認証時間が短縮

Zynq MPSoC FSBL:

  • システムで UART のみ使用されている場合の出力問題を解決

 

Shim タイル上でのリソース管理を強化:

  • リソース管理をサポートするための新たな測定基準を導入し、AIE のトレースおよびプロファイリング機能が改善。

DMA および AIE ML に固有のステータス ダンプを追加:

  • Mem タイル情報など、AIE/AIE ML 内のバッファー ディスクリプターに関連する情報を提供するために、追加でレジスタを読み出すことで AIE ステータス レポート機能を強化。

AIE タイルのカーネル使用率を測定:

  • AIE タイル内のカーネル使用率を測定するために、占有率計算を容易にする Linux ランタイム関数を実装。

クロック ゲーティングされたタイルでユーザー空間アクセスを制御:

  • ユーザー空間のマッピングを削除して、クロック ゲーティングされたタイルでユーザー空間アクセスを制御。
  • クロック ゲーティングされたタイルへのアクセスによってトリガーされるエラー信号を無視。

ソフトウェア ライブラリ

XilSEM:

  • XilSEM クライアントに、R5-Split モードで FreeRTOS をサポートする機能を追加。
  • XilSEM コマンドに対する IP インテグレーター メッセージ フィルタリング機能を実装。

Xen PL011 の完全なエミュレーション:

  • Xen を拡張して PL011 UART の完全なエミュレーションを提供することで、変更を加えずに既存のオペレーティング システムを Xen 環境で簡単に実行できる。

変更されていないオペレーティング システムとの互換性向上:

  • PL011 UART ドライバーを備えた任意のオペレーティング システムを Xen VM 環境で実行できる。

SMP 対応 Cortex-R52 を使用する Xen サポート :

  • Xen で SMP (Symmetric Multi-Processing) が有効な Cortex-R52 をサポート。
  • RPU クラスター内の両方の Cortex-R52 コアで Xen を動作可能。
  • R52 コア間でのデバイスの割り当ておよびリソース保護の設定が容易になる。

Virtio 向けのセキュア Xen サポート:

  • Safe Virtio 向けの Xen サポートを追加し、Xen VM で Virtio デバイスを安全に使用できる。
  • Dom0 またはその他の DomU で Virtio バックエンドを実行できる。
  • Virtio バックエンドを実行するためのすべての権限が不要になり、安全性とセキュリティ レベルが向上。

 

  • Versal-Edge VDU Control-SW アプリケーションが Auto-Instance セレクション パラメーターをサポート。
  • ユーザーがビデオ デコーダーのデバイス ID を指定しない場合、制御ソフトウェア アプリケーションによって、現在の負荷状況に応じて適切なデバイスが自動的に選択される。

 

PL HLS Video IP が強化:

  • Frame Buffer Write IP に YUV_420_8bit 3planar フォーマットのサポートを追加。
  • Frame Buffer Read IP に YUV_420_8bit 3planar フォーマットのサポートを追加。

 

Linux:​
  • OSPI ドライバーにフラッシュ保護機能を追加。
  • 1G/10G スイッチング IP をサポート。
  • PTP Timer Syncer ドライバーに EXTTS のサポートを追加して強化し、PL Ethernet および PTP Timer Syncer ドライバーに PHC デバイス/インデックスのサポートを追加。
  • ベアメタル ドライバーと FreeRTOS に電源管理 (PM) フレームワークのサポートを追加。
  • RISC-V BSP サポートをアーリー アクセスとして提供。
  • Versal QSPI のフィードバック クロック チェックをサポートする機能を追加。
  • Versal、ZynqMP、Zynq、および Microblaze プラットフォーム向けに、システム デバイス ツリーを使用するセグメント化したワークフローをサポート (2023.2 Vitis 統合プラットフォームより利用可能)。

ベアメタル、FreeRTOS:

  • ベアメタル ドライバーと FreeRTOS に PM フレームワークのサポートを追加。
  • RISC-V BSP サポートをアーリー アクセスとして提供。

 

• PL HLS Video IP を強化:

• Frame Buffer Write ベアメタル ドライバーに YUV_420_8bit 3planar のサポートを追加。

• Frame Buffer Read ベアメタル ドライバーに YUV_420_8bit 3planar のサポートを追加。

• PL Connectivity Video IP を強化:

• HDMI 2.1 Tx ベアメタル ドライバーに VTEM パケット機能のサポートを追加。

• HDMI 2.1 Tx ベアメタル ドライバーの EDID Parser に SCDB のサポートを追加。

• Versal VEK280 ボード向けの HDMI 2.1 Tx Linux ドライバーに TMDS モード (4kp60) および RGB888 フォーマットのサポートを追加。

• Versal VEK280 ボード向けの HDMI 2.1 Rx Linux ドライバーに TMDS モード (4kp60) および RGB888 フォーマットのサポートを追加。

• DP 1.4 Rx Linux ドライバーに HDCP 2x のサポートを追加。

HDMI 2.0 Rx Linux ドライバーに HDCP 2x のサポートを追加。

Yocto、PetaLinux、DTG エンベデッド ツールのアップデート:

  • Yocto のマイナー バージョン アップグレード (4.1.4) (Langdale)。アップグレードされたザイリンクス コンポーネントを統合。
  • Versal™ 向けクラシック SoC/セグメント化されたブート フローの初期サポートを開始。fpgamanager クラスを強化。

ブートローダーおよびファームウェアのアップデート:

  • U-Boot で QSPI フラッシュに対するロック/アンロック機能をサポート。

AI エンジン デバイス ドライバーおよびツール:

  • 多様な測定基準を導入し、AIE のトレースおよびプロファイリング機能を改善。
  • バッファー ディスクリプターとリソース管理に関する AIE のステータス レポート機能を強化。

マルチプロセッシング ソフトウェア - Xen:

  • PL011 UART の完全なエミュレーションにより、既存のオペレーティング システムを変更せずに実行でき、互換性が向上。
  • Cortex-R52 での SMP サポート、シンプルなデバイス設定、および安全性とセキュリティ レベルが強化された Virtio サポート。

ビデオ コーデック ユニット (VCU) ソフトウェア:

  • Versal-Edge VDU Control-SW アプリケーションが Auto-Instance セレクション パラメーターをサポート。
  • ビデオ デコーダー デバイス ID が指定されていない場合、システム負荷に応じて自動的にデバイスが選択される。

マルチメディア IP ドライバー (Linux/ベアメタル):

  • Frame Buffer Write/Read ベアメタル ドライバーにさまざまなビデオ フォーマットのサポートを追加。
  • HDMI 2.1 Tx および Rx ベアメタル ドライバーに新機能を追加。一部の Linux ドライバーに HDCP 2x のサポートを追加。
2023.1

エンベデッド ソフトウェアおよびツール 2023.1 の新機能

次の各セクションを展開して 2023.1 エンベデッド ツールの新機能と拡張機能の詳細を確認してください。

Yocto プロジェクト

  • yocto バージョンを 4.1 (Langdale) にアップグレード
  • Langdale 向けにコミュニティ レイヤーを更新 (meta-jupyter、meta-ros、meta-openamp が含まれる)
  • ZCU670、VHK158、VPK120、VPK180、VEK280、AC710、KCU105、VCU118 向けの新しいマシン コンフィギュレーション
  • Linux、U-Boot、TF-A、Xen、Qemu、Gstreamer、Openamp/libmetal 向けに最新バージョンのザイリンクス コンポーネントを統合

PetaLinux

  • PetaLinux ツールを新しい Yocto バージョン 4.1 (Langdale) にアップグレード
  • 新しいオペレーティング システムのサポート - Ubuntu 20.04.5、22.04 LTS、22.04.1、Alma Linux 8.7、Open Suse leap 15.3
  • VPK180、VEK280、ZCU111、VCK190、VPK180、ZCU104、SE7、SE9、K24c-SOM、K24I-SOM、KV240 スターター キット、および KD24 スターター キットの BSP サポートとアップデート

デバイス ツリー ジェネレーター (DTG)

  • オーバーレイ用にシンタックス シュガーを有効化
  • DFX/CSOC 用にカスタム DTSI フローを有効化

インフラ全般

U-Boot

  • U-Boot がメインの 2023.01 にアップグレード
  • ZynqMP: U-Boot コンソールのディスプレイ ドライバーを追加
  • Versal: Micron フラッシュ用の OSPI DDR サポートを追加
  • Versal: イーサネットで ADI PHY のサポートを追加

Arm トラステッド ファームウェア (TF-A)

  • TF-A が v2.8 のアップストリーム バージョンにアップグレード
  • Versal: マクロ名を一般的な名前に変更し、共通の場所に移動
  • Versal: 複数の割り込み処理に対応するためのインフラを追加

Versal™ ブート、コンフィギュレーション、セキュリティ

Versal PLM

  • Versal Net 用に APU IPI の警告ロジックを修正
  • スタック サイズを 1 KB 増加
  • Image Store のインプリメンテーションを更新 - 詳細は UG1304 を参照

PMU ファームウェア (PMUFW)

  • TF-A が v2.8 のアップストリーム バージョンにアップグレード
  • Versal - マクロ名を一般的な名前に変更し、共通の場所に移動
  • Versal - 複数の割り込み処理に対応するためのインフラを追加

AI エンジン ドライバー – Linux

AIE ML Linux デバッグ機能

  • イベント トレースとプロファイリングのサポートを追加
  • Mem Tile イベント サポートを追加
  • Status Dump と sysFS のサポートを追加
  • V70 & VEK280 デバイス サポート

AIE ドライバー コードについては、 https://github.com/Xilinx/aie-rt/tree/main-aie を参照してください。

ソフトウェア ライブラリ

XilPLMI

  • セカンダリ SLR からの SSIT シングル EAM イベント転送のサポートを追加
  • Versal Net 用に CFI リードバック ロジックを修正
  • セカンダリ ブート モードの場合に SRST とマルチブート レジスタの更新をスキップ

XilLoader

  • PLM_SECURE_EXCLUDE が有効な場合でのコンパイル警告を修正

XilPDI

  • XilPdi_ImgHdr に PcrInfo 属性を追加
  • Zynq™ UltraScale+™ および Kria™ デバイスでの 22.04 の使用は現在認定プロセス中 (10 月末に完了予定)
  •  https://ubuntu.com/download/amd-xilinx で利用可能

OpenAMP & LibMetal

  • Libmetal を 1.3.0 にアップグレード、Open-amp を 1.3.1にアップグレード

Xen Hypervisor

  • Xen を 4.17 に更新
  • Virtio-disk および Virtio-net のサポート
  • Gstreamer フレームワークをバージョン 1.20.5 に更新
  • ザイリンクス V4l2、DRM フレームワークを更新し、6.1 カーネルをサポート
  • VCU、PS_DP、および GPU Linux デバイス ドライバーを更新し、6.1 カーネルをサポート
  • VCU の新機能: 制御ソフトウェアレベルで「--decode-intraonly」コマンド ライン オプションを使用する Intra Only Frame のデコード

Versal AI エッジ (VEK280):

  • ビデオ デコーダー ユニット (VDU) SW サポート
    • Control-SW、OpenMaxIL、MCU ファームウェア バイナリ、およびカーネル モジュール ドライバーのソース コード リポジトリを公開
    • VDU のマルチストリームおよびマルチインスタンス デコードをサポート
    • サンプル デコーダー テスト アプリケーションをサポート
  • VCU 製品ガイド (PG252) アップデート
  • VVAS SDK v3.0 リリース
    • Vivado & PetaLinux v2022.2 に基づく
    • Vitis AI v3.0 に必要な機能が含まれる
  • Versal VDU (Video Decoder Unit)
    • VDU 製品ガイド (PG414) が更新 (2023 年 7 月 8 日)
    • VDU の一般ユーザー向けリリース: Github で公開
  • VCU TRD v2023.1 は、2023 年 5 月 10 日までにリリース

ベアメタル

  • lwip が 2.1.3 にアップグレード
  • lwip が強化され、PS SGMII 固定リンク、マルチ MAC、およびマルチ PHY コンフィギュレーションをサポート
  • FreeRTOS が 10.5.1 にアップグレード
  • WWDT Q&A モード サポート
  • eMMC 5.1 HS400 モード サポート

Linux

  • Linux カーネルを 6.1 にアップグレード
  • AXI イーサネット phylink のサポート
  • Versal ピン コントローラーのサポート
  • GiGadevice OSPI および QSPI フラッシュ パートのサポート
  • eMMC 5.1 HS400 モード サポート
  • Versal プロダクション リリースに対応するクラシック SoC ブートのサポート
  • ZU+ 102/104/106 および VCK190 用の QNX BSP を提供 (FAE にお問い合わせください)
  • QNX による VCU、DPU のサポート - 「QNX ダウンロード センター」で製品版を入手可能
  • Yocto & Petalinux
    • Petalinux ツールを新規 yocto バージョン 4.1 (Langdale) にアップグレード
    • VPK180、VEK280、ZCU111、VCK190、VPK180、ZCU104、SE7、SE9、K24c-SOM、K24i-SOM、KV240 スターター キット、および KD24 スターター キットの BSP サポートとアップデート
  • デバイス ツリー ジェネレーター (DTG) 
    • DFX/CSOC のカスタム DTSI フローが有効
  • AI エンジン ドライバー - Linux 
  • AMD デバイス向けの認定済み Ubuntu 
  • Xen ハイパーバイザー 
    • Xen を 4.17 に更新
  • VCU の新機能
    • 制御ソフトウェアレベルで「--decode-intraonly」コマンド ライン オプションを使用する Intra Only Frame のデコード
2022.2

エンベデッド ソフトウェアおよびツール 2022.2 の新機能

次の各セクションを展開して 2022.2 エンベデッド ツールの新機能と拡張機能の詳細を確認してください。

Yocto プロジェクト

  • Versal 向けの従来の SoC fpgamanager bitbake クラスをサポート
  • Zynqmp DFX fpgamanager bitbake クラスをサポート
  • ROS2 humble のメタ レイヤーをサポート (Zynqmp、Versal)
  • Kria SOM とスターター キットの QSPI、および SD カード イメージの作成をサポート
  • Versal Net のイニシャル サポート

PetaLinux

  • Versal 向けの従来の SoC コマンド ラインをサポート
  • bootargs を上書きするのではなく、既存の bootargs に追加するオプション
  • petalinux-config の plm および psm-fw オプションに外部およびリモート ビルド サポートを追加
  • Ubuntu 18.04.06、20.04.4、および CENTOS/RHEL 8.6 の OS サポートを追加。centos/RHEL 7.8 および 8.1 のサポートを削除
  • VPK180 ES1 BSP、VHK158 EA BSP、VPK120 Prod BSP

デバイス ツリー ジェネレーター (DTG)

  • Versal 向けの従来の SoC サポートを追加
  • DTG でワイド concat ブロックをサポート

インフラ全般

U-Boot

  • Versal で EL2 から EL1 へ切り替えることで、EL1 アプリケーションを読み込んで実行できる
  • spi-nor フレームワークの各書き込みイネーブル コマンドに書き込みディスエーブル コマンドを追加
  • サブシステムのリブート時に USB を検出する問題を修正
  • キーボードやマウスなどの低速デバイスが接続されている USB ハブの近くで接続すると、USB フラッシュ ドライブが検出される問題を修正

Arm トラステッド ファームウェア (TF-A)

  • xck24 チップにデコーダーを追加
  • TF-A ハンドオフを実行するための新しい IPI コマンド (PM_LOAD_GET_HANDOFF_PARAMS) を実装


Versal

Versal™ ブートおよびセキュリティ

  • SSI Technology PLM – PLM 通信 (SLR 間通信)
  • PLM、ツールのバージョン管理
  • セキュア ロックダウン
  • DDR メモリを追加することなく、HBM にソフトウェアをロード可能
  • タンパーのトリガーとレスポンスに対応
  • SSI テクノロジ デバイスの HWRoT (ハードウェアによる信頼のルート)


Zynq™ UltraScale+™

PMU ファームウェア (PMUFW)

  • PinCtrl API による MIO トライステート有効化/無効化
  • ハードウェアの制限により、セルフ リフレッシュ時に CRC/Parity Retry 機能を無効化
  • イーサネットの起動およびオーバーレイ コンフィギュレーション オブジェクトの読み込みに関する不具合を修正

AI エンジン ドライバー – Linux

AIE ML デバイスのサポートを追加

  • ウィンドウ表示のイベント トレースをサポート
  • 複数のアプリケーション スイッチによる性能向上
  • ベクトル化された行列演算サンプル コード (BSP から入手)

AIE エンジン ドライバー ベアメタル

  • AIE ML デバイスのサポートを追加

ソフトウェア ライブラリ

XilSEM

  • クライアント側とサーバー側の SSIT デバイスのサポートを追加、サンプル デザインも提供
  • PLM SW トリガー イベント管理フレームワークを使用した A72 linux ユーザーへの XilSEM エラー通知を追加
  • GT アービトレーション タイムアウトの処理および通知機能を改善
  • EBD (エッセンシャル ビット データ) 分類のためのサンプルを提供
  • Zynq™ UltraScale+™ および Kria™ デバイスでの 22.04 の使用は現在認定プロセス中 (10 月末に完了予定)
  •  https://ubuntu.com/download/amd-xilinx で利用可能

OpenAMP & LibMetal

  • A72 ベアメタルの Libmetal サポート

Xen Hypervisor

  • vTPM サポート
  • 仮想 TPM デバイスへの Xen ドメイン アクセスでセキュア ブートなどを確保
  • 使いやすさ向上: パススルー DTB の自動生成
  • ImageBuilder と Lopper を使用して、Xen ドメインにデバイスを割り当てるためのパススルー デバイス ツリーを自動的に生成
  • AMD の低レイテンシ モードで 4:4:4 を実証: プロダクション リリース

VCK190 イーサネット TRD (IEEE Std 1588 リファレンス デザイン - 切り替え可能な 10/25G MRMAC)

  • デザインが 2022.2 にアップグレード

VCK190 マルチメディア TRD (Video+ML)

  • シングル センサー プラットフォームが 2022.2 にアップグレード
  • AIE を使用した 4K 画像処理のサポートを追加
  • 物体検出用に DPU を搭載

廃止予定の TRD

  • VMK180 PCIe TRD
  • VCK190 クワッド センサープラットフォーム
  • VCK190 HDMI プラットフォーム

注記: すべてのターゲット リファレンス デザインは、2022.2 のリリースから数週間後に提供される予定です。

ベアメタル

  • ARMv8 (Cortex-A53、Cortex-A72) の PMU カウンターの読み込みをサポート
  • PSI2C の SMBus サポートを追加
  • Micron 社製 OSPI フラッシュ デバイスの OSPI WP 機能をサポート
  • Cortex-A78 および Cortex-R52 のベアメタル BSP をサポート
  • Cortex-A78 および Cortex-R52 の FreeRTOS サポートを追加

Linux

  • Versal OCM EDAC のサポートを追加
  • GEM コモン MDIO バスのプローブ処理をサポート
  • Versal 向けの従来の SoC ブート サポート
  • ZU+ 102/104/106 および VCK190 用の QNX BSP を提供 (FAE にお問い合わせください)
  • QNX による VCU、DPU のサポート - 「QNX ダウンロード センター」で製品版を入手可能
  • エンベデッド ソフトウェア向けビルド ツールおよびソフトウェア スタックの年次アップデート
    • Linux Kernel - 5.15
    • Yocto プロジェクト: 3.4
    • GNU ツール チェーン - GCC 11.2
    • U-boot - 2022.01
    • デバイス ツリー コンパイラ - 1.6.1
    • Xen Hypervisor - 4.1.6
    • Arm トラステッド ファームウェア - 2.6
    • FreeRTOS - 10.4.6
  • AI エンジンのドライバーが更新され、AIE ML デバイスをサポート
  • Kria SOM のハードウェア機能および ROS2 レイヤーに対するデバイス ドライバーの追加サポート
  • 22.04 LTS (Jammy Jellyfish) の Ubuntu ディストリビューション サポート
    • Zynq™ UltraScale+™ および Kria™ デバイスでの 22.04 の使用は現在認定プロセス中
  • VCU、マルチメディア デザイン、TRD が更新
  • DPU および VCU 対応の Zynq UltraScale+ (102、104、106) 用 QNX BSP を提供
2022.1

エンベデッド ソフトウェアおよびツール 2022.1 の新機能

次の各セクションを展開して 2022.1 エンベデッド ツールの新機能と拡張機能の詳細を確認してください。

Yocto プロジェクト

  • aarch64 アーキテクチャ上で systemd をデフォルトの init マネージャーとして利用可能
  • オートログインを無効化 (アップストリームを変更)
  • 直接 root ログインを無効化 (アップストリームを変更)
  • Versal DFX (シングル スロット) をサポート
  • BOARD/BOARD_VARIANT の使用を廃止し、マシン継承モデルを採用

PetaLinux

  • 初回ログイン時にデフォルト ユーザーのパスワード設定が必要
  • MicroBlaze Lite アーキテクチャの使用を廃止
  • 新旧両方のボードで動作する共通の VCK190/VMK180 BSP

デバイス ツリー ジェネレーター (DTG)

  • AIE クロック情報の自動生成
  • Versal で DFX シングル スロットをサポート

U-Boot

  • Zynq UltraScale+ pinctrl ドライバーを追加
  • Zynq UltraScale+ GPIO モードピン ドライバーを追加
  • SLG7XL45106 I2C GPO エキスパンダーのサポートを追加
  • ダイナミック PMU コンフィギュレーション オブジェクトを読み込むための電源ドメイン ドライバーを追加
  • USB2244 SD over USB を追加
  • USB5744 USB ハブ リセットを追加
  • ダイナミック SD コンフィギュレーションをサポート
  • EEPROM のマルチレコード FRU データから MAC アドレスを読み出し可能
  • GPIO 経由で PHY ノードから ethernet-phy-id を読み取り、PHY をリセット可能

Arm トラステッド ファームウェア (TF-A)

  • -mbranch-protection フラグを無効化 (GCC 11.2 で TF-A のサイズ増加の原因となる)
  • Versal で EEMI コマンドに対応するための共通インターフェイスを追加

PLM ブートをサポート

  • XilPLMI_v1.6 - XMPU/XPPU EAM エラーのエラー処理に対応
  • XilPLMI_v1.6 - 各 SSIT ノードに対して ssit_sync が有効
  • XilPM_v4_0 - Versal デバイスの SRST シーケンス
  • XilPM_v4_0 - XPPU/XMPU 保護の CDO コマンドを削除
  • PDI で CDO を使用することで可能
  • XilPM_v4_0 - AIE1 の動作時サポートを追加

FSBL

  • 0 以外のマルチブート オフセットによるセカンダリ ブート問題を修正
  • ZCU670 ボード サポートを追加

PMU ファームウェア (PMUFW)

  • 別のオーバーレイ コンフィギュレーション オブジェクトの書き込み許可を更新
  • ENABLE_DYNAMIC_MIO_CONFIG マクロで、SD、GEM、USB のダイナミック コンフィギュレーションを IOCTL でサポート
    • デフォルトでは無効
  • 既存ノードのオーバーレイ コンフィギュレーションが複数回呼び出された場合にエラーが報告される
  • ENABLE_DDR_XMPU マクロを使用して DDR XMPU 設定を手動で有効にするユーザー オプションの追加
    • デフォルトでは無効

AIE クロック スケーリング

  • 実行時に、アプリケーションまたはツールで xbutil や XRTAPI を使用して AIE の周波数要件を変更可能
  • 実行時に、アプリケーションまたはツールで、次のように xbutil や XRTAPI を使用して AI エンジンの周波数を取得可能
  • AI エンジンの周波数はスケール アップ/ダウン可能
    • 最大周波数はプラットフォームの設計で Vivado/Vitis で定義された値に基づく。
  • xbutil サブコマンドを使用して AIE クロック周波数を設定または取得

ベアメタル エラー処理

  • ベアメタル AIE ドライバーで AIE エラーを報告する機能を追加
    • 以前は Linux のみ
  • サードパーティ製 OS/RTOS の移植においてベアメタル エラー処理コードを参照用として使用可能
  • Ubuntu 22.04 LTS (Jammy Jellyfish) にアップデート
  • Kria SOM キットのベータ版リリース (5 月中旬予定)
  • Kria SOM キットおよび ZCU10x 評価ボードの最終版リリース (6 月中旬予定)
  • ZCU10x イメージに ZCU111 (Zynq UltraScale+ RFSoC) を追加

OpenAMP & libmetal

  • Zynq UltraScale+ プラットフォームの APU と RPU 間の RPMsg に OCM メモリを使用可能
  • OpenAMP と libmetal を 2021.10 アップストリーム リリースに同期
  • Kria SOM プラットフォームで OpenAMP が利用可能

Xen ハイパーバイザー

  • VM-to-VM 間の通信メカニズムが改善
  • PV ドライバーが dom0less VM をサポート
  • 動作中の VM にプログラマブル ロジック ブロックを動的に割り当てることが可能
  • 低レイテンシの GOP アプリケーションで IDR フレームを動的挿入
  • VCU プロセッシングの 10 ビット YUV 4:4:4 サポート: 量産リリース
  • AMD 独自のエンコード/デコード用 YUV 4:4:4 ソリューション
  • V4L2、PS DisplayPort DRM、VCU カーネルのドライバーを更新して Linux v5.15 に対応
  • AMD の GStreamer が v1.18.5 にリベース
  • VCU のエンコーダー/デコーダー クロックの設定を vcu-modules に移行
  • VCU デバイス ツリーのノード定義でクロック名の順序とインデックスを変更
  • PS DisplayPort で 44.1k & 48k オーディオ サンプル レー トをサポート
    • IEC60958 準拠

VMK180

  • PCIe TRD を 2022.1 用にアップデート

VCK190

  • クワッド センサー プラットフォーム: イメージ センサーからの 4 つのビデオ フィードに対してセマンティック セグメンテーションやオブジェクト検出を実行
  • シングル センサー プラットフォーム: イメージ センサーからの映像で顔検出を実行
  • HDMI プラットフォーム: AIE を用いた 4K 画像処理を実行
  • MRMAC Quad Client 4x 10/25G MRMAC スイッチング機能
  • MRMAC IEEE 1588 タイムスタンプ機能

ZCU106

  • 旧 VCU TRD は 2022.1 ツール用にアップグレード
  • 新しいデザイン モジュール: VCU プロセッシング YUV 4:4:4 フォーマット
  • ソフトウェア スタック バージョン アップデート (年 1 回)
  • Linux カーネル 5.15、Yocto プロジェクト 3.4 Honister
  • Kria SOM のハードウェア機能に対するデバイス ドライバーの追加サポート
  • Ubuntu ディストリビューション サポートが 22.04 LTS (Jammy Jellyfish) に対応
  • VCU およびマルチメディア デザインの更新
2021.2

エンベデッド ソフトウェア 2021.2 の最新情報

  • PetaLinux に MCS 生成のサポートを追加
  • Image.gz ファイルからの起動をサポート (Zynq UltraScale+ MPSoC および Versal アダプティブ SoC)
  • ソフトウェア スタック全体の IOCTL ベースのダイナミック リコンフィギュレーション
  • ZCU102、ZCU104、ZCU106、Kria KV260 で Ubuntu 20.04 LTS を正式にサポート
    • 詳細は AMD Wiki (wiki.xilinx.com) を参照
  • FSBL (Zynq UltraScale+) および U-Boot における新しいフラッシュ デバイスをサポート
  • Linux マルチメディア インフラのサポートを強化
  • Xen 向けの ImageBuilder で SecureBoot (認証) をサポート
  • Xen におけるゲスト間の通信を強化
  • 最大 4Kp30 までの VCU エンコード/デコードに対応
2021.1

エンベデッド ソフトウェア 2021.1 の最新情報

次の各セクションを展開して 2021.1 エンベデッド ツールの新機能と拡張機能の詳細を確認してください。

Yocto コンポーネント

PetaLinux

  • ZynqMP および Versal PetaLinux BSP は、小さな RAM ベースの rootfs から起動し、ext ベースのフル rootfs に切り替えます。デフォルトの rootfs 設定は、ext4 上のフル rootfs 用です。
    • ZCU102、ZCU104、ZCU106 は Vitis 対応のデザインと XSA を利用可能
    • 新しい ZCU670 BSP を提供
    • PetaLinux ツールには MicroBlaze 用にディストリビューション ブートがある
    • PetaLinux は、コンフィギュレーション中デフォルトで devtool の代わりに bitbake が使用される

AI エンジン デバッグ

  • AIE ステータス ダンプ用の SYSFS ノード

FSBL、PLM、BootGen (Boot)

  • ランタイム アプリケーションから DDR イメージ ストアを受け取るための PLM サポート
  • あるサブシステムが別のサブシステムのライフサイクルを管理するための許可とチェック
  • 異なるソフトウェア層でのイベント管理通知機能を追加
  • PLM との間で送受信される IPI メッセージに CRC 値を追加
  • ベアメタル アプリケーション対応の XilSecure クライアント サポート
  • PLM へサブシステムの再起動が正常に完了したことを通知
  • PLM の定期的なチェックで PSM の状態を確認
  • Vitis に Versal 用の Boot イメージ生成ウィザードを追加

PLM (ランタイム)

  • (PLM) NOC 非使用時の NOC ランタイム クロック ゲーティング
  • (PLM) PSM とのキープアライブ接続で Fusa に対応
  • (PLM) サブスクライブ/システム エラー通知 - カーネルでのサポート強化

4U-Boot

  • v2021.01 にアップグレード
  • Micron SPI フラッシュ デバイス対応の U-Boot でのブロック保護コマンドをサポート
  • zynqmpmmio_read および zynqmpmmio_write コマンドを使用して、U-Boot からセキュア レジスタにアクセス可能

4Arm トラステッド ファームウェア

  • ATF でイベント管理インターフェイスをサポート
  • Arm トラステッド ファームウェア v2.4

Linux

  • Linux カーネル 5.10.x にアップデート
  • VFIO フレームワークのサポート - ユーザースペース アプリケーションが仮想メモリを IOVA アドレスにマッピング可能になる
  • DMABUF と DMA Fence のサポート - ユーザー スペース アプリケーションがカーネル空間のメモリを直接管理し、アプリケーションとドライバー間でバッファーを共有できる
  • リベース パッチを適用可能

FreeRTOS

  • FreeRTOS バージョンを 10.4.3 にアップグレード

Linux デバイス ドライバー

  • AXI イーサネット ドライバーを更新し、Linux のすべての ethtool 機能をサポート
  • Versal 向けに Linux EDAC ドライバーのサポートを追加

ベアメタル ドライバー

  • AXI Timer (Versal アダプティブ SoC) 用ベアメタル ドライバー
  • DWC3 ドライバーの ULPI リセット ロジックを変更

ライブラリ

  • アップデート済みのオープン リソース ライブラリ: binutils (2.35)、gcc (10.2)、gdb (9.2)、glibc (2.32)、newlib (3.3)、デバイス ツリー コンパイラ - v1.6.0

Xen ハイパーバイザー

  • Xen ハイパーバイザー - 4.14 にアップデート
  • 新しい仮想マシンへの PL ブロック (DMA マスターを含む) の動的割り当て
    • FPGA マネージャーを使用してランタイム中に PL をプログラムし、新しいブロックを新しい VM に割り当てる
  • Xen キャッシュ カラーリング コンフィギュレーションで Xen PV ドライバーをサポート (PV ネットワーク、PV ブロック)
  • 新しい Xen ユーザー ガイド。リンク: https://xilinx-wiki.atlassian.net/wiki/spaces/A/pages/18842530/XEN+Hypervisor
  • PDF フォーマット: Xen ユーザー ガイド

ソフトウェア スタック アップデート

  • Arm: ATF v.2.4
  • Yocto プロジェクト: 3.2 Gatesgarth
  • Denx: U-boot v2021.01
  • Xen: v4.14
  • Linux: v5.10.x

Zynq™ UltraScale+™ マルチメディアおよびビデオ コーディック ユニット

一般的な VCU アップデート

  • VCU で HLG (ハイブリッド ログ ガンマ) をサポート
  • ライブ ビデオ パイプライン (低レイテンシ Phase2 モード (@ Ctrl SW))
  • NTSC の解像度 (486i) が向上
  • ピラミッド型 GOP の動的な IDR フレーム挿入
  • IDR スライス タイプが強化
  • GStreamer 使用時のモノクロ (GRAY8/GRAY10) サポート
  • VCU PL DDR4 Controller IP の機能性が向上: ユーザーが DDR をカスタマイズ可能

VCU TRD デザイン (ZCU106)

  • HLG はフル パイプラインをサポート
  • SDI Rx (HLG) → エンコード → デコード → SDI Tx (HLG)

VCU ROI (Region of Interest) TRD (ZCU106)

  • Avnet Quadsensor カメラ入力
  • Vitis AI v1.4 ベース

Power Advantage ツール: (ZCU111、ZCU208、ZCU216、(アダプティブ SoC): VCK190、VMK180)

  • Power Advantage ツールのサポートを拡大 (新しいツール リリース、プロダクション シリコン、新製品に対応)
  • アダプティブ SoC Python ライブラリを使用して、TRD やデモに電力測定機能を統合できる

ミックスド セキュリティ: 低セキュリティの電力管理を無効化

  • セキュリティ レベルの低い APU 電力管理を無効にして、ミックスド セキュリティに対応
  • セキュリティ レベルの低い APU リセットを無効にできる
  • フラグ選択による統合ツールのサポート

Versal 電源ドメイン: FPD、システム電源ドメイン

  • 次期リリースの Deep Sleep 対応のツールとアーキテクチャ構築ブロック

BEAM (ボード評価および管理) ツール: VCK190、VMK180

  • すぐに使用できる。ボード コンフィギュレーションおよびテストが可能
  • 開発/デモ ダッシュボードへ簡単にアクセス: Versal Power Tool、ACAP Cockpit、消費電力管理ダッシュボード (ベータ版)

Power Advantage ツール (SC): VCK190、VMK180

  • Versal に依存しないため、TRD/デモ/顧客デザインで利用可能
  • 統合アダプティブ SoC (BEAM ツール、ビデオ デモ、カット & ペーストの Python カスタマイゼーション Wiki)

アダプティブ SoC Cockpit (一般公開に向けてセキュリティを更新)

  • Versal レジスタの表示と編集が容易。プロット機能とファイル機能。
  • レジスタの資料を参照
  • System Controller IP のダッシュボード用構築ブロック

消費電力管理ダッシュボード

  • ベータ版では、ドメインとアイランドの電源状態が一目でわかる。将来的にはクロックや性能にも対応する GUI を提供
  • 特定の Versal に依存しないため、任意の Versal アプリケーションの PM ステートを表示できる

HSDP/SmartLynq+ の EDT およびビデオ

デバッグ PCIe

  • PCIe インターフェイスを使用する PS 高速デバッグ (アーリー アクセス)
  • PCIe インターフェイスを使用する PL (ChipScope) 高速デバッグ (アーリー アクセス)
  • PCIe インターフェイスを使用する PS + PL デバッグ (アーリー アクセス)

Soft Aurora HSDP サンプル

VCK190/VMK180 (Versal™)

  • VMK180 TRD
    • VMK180 マルチメディア TRD (7 月終了)
    • VMK180 PCIE TRD (7 月終了)
  • VCK190
    • VCK190 Ethernet TRD (7 月終了)
    • DPU 搭載の VCK190 シングル センサー TRD (7 月終了)
    • DPU 搭載の VCK190 クワッド センサー TRD (7 月終了)
    • AI Tiler と Stitches 搭載の VCK190 HDMI TRD (7 月終了)

BEAM ツール

  • VCK190/VMK180 用 BEAM ツール (システム コントローラー イメージ) の最新ベータ版リリースの内容:
    • Power Advantage ツール
    • ボード テスト
    • ボード コンフィギュレーション
  • プロダクション リリースは 9 月末

Zynq UltraScale+ RFSoC

  • RF DC 評価ツールにアップデート (RFSoC Gen1、Gen2、Gen3)
  • PetaLinux BSP にアップデート (RFSoC Gen1、Gen2、Gen3)
  • プロダクション サポート (RFSoC Gen 3)

 

2020.2

エンベデッド ソフトウェア 2020.2 の最新情報

エンベデッド ソフトウェア:

  • AMD 統合インストーラーで PetaLinux 利用可能 (Linux のみ)
  • PetaLinux の資料 UG1157 と UG1144 を統合
  • アーキテクチャ別のバイナリ Linux ディストリビューションを提供 (petalinux.xilinx.com)
  • デバイス ツリー ジェネレーターで Linux kernel v5.0+ をサポート
  • デバイス ツリー ジェネレーターで複雑なマルチメディア パイプラインをサポート
  • Vivado CED で KC705、AC701、KCU105 PetaLinux BSP をサポート
  • Micron DDR の EOL リスク軽減 (KCU105、ZCU106、VCU118 PetaLinux BSP)
  • プロダクション Zynq UltraScale+ RFSoC Gen3 PetaLinux BSP
2019.1

エンベデッド ソフトウェア 2019.1 の最新情報

エンベデッド Linux ツール

  • PetaLinux ツール – PetaLinux ツールは、AMD ダウンロード センター
      からダウンロードしてください。
    • GCC 8 シリーズ toolchain のサポ―ト
    • ホスト OS サポート
      • Red Hat/CentOS - 7.4, 7.5, 7.6
      • Ubuntu - 16.04.5 LTS、18.04 LTS
    • BSP サポート
      • 701 (Spartan7) – 最初のボード サポート
      • ZCU1275 (Zynq UltraScale+ RFSoC) – FMC アドイン カードによるイーサネット接続、および Uboot による TFTP ブート サポート
      • ZCU1285 (Zynq UltraScale+ RFSoC) – ラウンジ アクセスのみ

ソフトウェア スタック アップデート – 2019 年度

AMD GitHub ページですべてのリソースが利用可能https://github.com/Xilinx

ブートローダーおよびファームウェアのアップデート

  • FSBL アップデート
    • Vivado で AMD の評価ボード上の DIMM SPD データをサポート
    • PSU_DYNAMIC_DDR_CONFIG_EN Tcl パラメーターを使用して有効化
  • PMUFW アップデート
    • Version 1.6 にアップデート
    • PMUFW の安全性評価は現在進行中 (2019 年 7 月までに完了予定)

U-Boot および Arm トラステッド ファームウェア

  • U-Boot アップデート
    • USB 3.0 ホスト サポート
    • Multi-Master I2C サポート
    • XilSecure ベースの SHA および RSA オペレーション
    • フラッシュ デバイス アップデート
フラッシュ デバイス 密度 (Mb) 電圧
IS25LP128F 128 3.3
IS25WP128F 128 1.8
IS25LP256D 256 3.3
IS25WP256D 256 1.8
IS25LP512M 512 3.3
IS25WP512M 512 1.8
  • ATF アップデート
    • IPI メッセージの Checksum サポート
    • クロッキング インフラストラクチャ用に AIP サポートを改善
    • 動作中のデバイス検出機能を拡張

マルチメディア フレームワークのアップデート

機能 制御
ソフトウェア
Gstreamer サポート
32 同期ストリーミング - 480p (エンコードおよびデコード)
VCU デコーダー – 動的な分解能変更サポート X
VCU エンコーダー – 動的な分解能変更サポート X
VCU エンコーダー – フレーム スキッピング サポート
VCU エンコーダー – テンポラル レイヤーの視覚的品質向上 (ピラミッド型 GOP のみ)
VCU PL DDR コントローラーのサポート (4KP60、4-2-2、10-bit、同時エンコード/デコード) - パブリック リリース
DCI 4K (4096x2160@60fps) サポート (-2、-3 スピード グレード)
NAL ユニット挿入サポート X
マルチ ストリーム オーディオおよびビデオのデコード/エンコード サポート X
Capped VBR レート制御サポート

RTOS およびライブラリ

  • FreeRTOS アップデート
    • v10.1.0 にアップデート
  • LwIP アップデート
    • v2.1.1 にアップデート

OpenAMP & Xen アップデート

  • OpenAMP
    • ベアメタル アプリケーション対応の RPU マスター サポート
  • Xen ハイパーバイザー
    • 公式 Dom0-less サポート
    • ゲスト制御によるデバイスごとの電力管理 (EEMI ベース)

MicroBlaze ソフト プロセッサ

  • 64 ビット MicroBlaze サポートがパブリック リリース
    • AMD エコシステムでサポート
    • ベアメタルおよび FreeRTOS BSP

Zynq UltraScale+ RFSoC アップデート

  • ツール サポート
    • Zynq UltraScale+ RFSoC Gen2 and Gen3 向け Vivado および XSDK のフルサポート
    • RF データ コンバーター評価ツール サポート
    • RF Analyzer サポート
    • Power Advantage Tool サポート
  • ランタイム ソフトウェア サポート
    • API がディザー トグルをサポート
    • SDFEC Linux カーネル ドライバーのアップストリーミングが開始